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冒険者たち ガンバと15ひきの仲間 新版 みんなのレビュー
文庫
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紙の本
アニメ映画化されたことで有名な「ガンバと仲間たち」の原作本です。
2020/05/01 11:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アニメ映画化されたことでお馴染みの「ガンバと仲間たち」の原作にあたる斎藤惇夫氏による『冒険者』です。内容は、ドブネズミのガンバとその仲間たちが、島ネズミを助けるためにイタチとために戦いに夢見が島へ渡ります。そこで、獰猛なイタチの強大な攻撃を受けますが、ガンバたちは知恵と力を尽くして立ち向かいます。一体、結末はどうなるのでしょうか?ハラハラドキドキの展開です。
紙の本
少年漫画のドキドキワクワクが好きな人、必読。児童書と侮るなかれ。
2017/05/27 10:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フジ山フジコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒険、勇気、友情、愛、生と死。
いろいろなドキドキがギュッと詰まった、子どもだけでなく大人も楽しめる一冊です。
そんじょそこらの少年漫画より、よっぽどドラマチックで胸が熱くなる物語なのではないかと。
主人公はネズミですけどね。
敵もイタチですけどね。
言わば“今時の若者”なガンバが、冒険を通して大きく成長していく物語なんです。
もちろん仲間たちも、ともに成長していきます。
その仲間たちがまた個性的で魅力があるんですよ~。
マンプク、イカサマ、オイボレ、・・・名前だけで想像が膨らみますね(笑)。
また、島で出会った女の子(メスネズミ)・潮路との恋の行方も気になるところ。
後半に描かれるイタチの頭領・ノロイとの最終決戦は、手に汗握る展開あり、涙が止まらない展開あり・・・。
盛り上がった気持ちが途切れるのがもったいなくて、休憩を挟まず一気に最後まで読んでしまうと思います。
子どもには、ぜひ読んでみてもらいたいな。
特に“漫画は好きだけど本はちょっとな~”みたいなチビッ子に言いたい!!
某海賊漫画や某忍者漫画くらい、すっごくドキドキワクワクするよ!!
紙の本
ネズミに惚れた。
2002/11/01 22:00
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鉄コン - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしてもっと早く、多感だった子供の頃に読まなかったのかと後悔させられた一冊です。
小さなネズミたちが戦いを挑む相手は、白く美しいノロイ率いるイタチ集団。某有名アニメの原作にあたる本なのですが、とにかくすごい。
戦うということ、誰かを守るということ、意思を貫き通すこと、全てが困難で後ろを向いて逃げ出したくなるけれど、彼等は弱さを見せない。笑っていられる、歌っていられる……まさに冒険者の鑑!!
男前な児童文学です。
紙の本
動物が主人公の冒険小説の傑作
2002/02/24 02:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る
動物が主人公の冒険小説の傑作。読んでいてふとトールキンの「ホビットの冒険」を思い出した。居心地の良い住処でのんびりしていると不意に来客が。主人公はその住処が気に入っていたので冒険などする気はさらさらなかったが、何となく誘われるまま出かけ、なりゆきでそのまま冒険へとかりたてられる。
古い作品だが、それを感じさせないほどの面白さ。主人公のネズミのガンバをはじめてとして、ガクシャ、マンプク、イカサマ、シジン、ヨイショ、イダテン、アナホリ、オイボレなど脇役も個性豊かな面々が勢揃い。圧巻なのが終盤のイタチのノロイ達との戦い。単なるチャンバラものに終始せず、スリリングなかけひきが物語を盛り上げている。単純に読んで楽しい娯楽冒険小説。良い作品は時を越えて読んでも面白い、の見本のような物語だ。
ちなみに好きな台詞。「これが海の空気というもんさ。この空気を一度味わったら、陸の空気なんて水割りのウイスキーみてえなもんだぜ」ヨイショ談。