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デザインプロセスや考慮すべきタスクがまとめられていて読みやすい。
基礎ということで、抽象的な部分が多いが、根本はよく理解できる。
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2分冊になっている。
1 「デザイン論」の主な内容は、
道具の発明
1 人間の身体機能の外在化
2 情報交換
3 人間の根元的
homo sapiens(知恵)、homo faber(作る), homo ludens(遊ぶ)
4 道具の機能的側面と情緒的側面
動機
1 責任感、義務感
2 切迫感、切実さ
3 愛、奉仕
4 充実感、満足
5 興味、好奇心
6 楽しみ、ゲーム性
相対する3つの軸として、3次元空間を想定している。
デザイナの基本的な考え方を示している。
コンセプト,シナリオ,マーケティング
「3不」による観察,不安,不満,不思議
写ルンですのかたち化 P87
造形のルール
統一と変化,シンプル,バランス,プロポーション,リズム,アクセント,調査,シンメトリーとアシンメトリー
は,いつも座右の銘にしています。
2 「材料特性と材料選択」の主な内容は、
力学的(弾性,塑性,強度と破壊)
熱的(融点,比熱,伝熱,熱膨張)
電磁気的(電気伝導率,漁師統計とエネルギーバンド、誘電,磁性,超伝導)
トランジスタ,集積回路,接点,絶縁,磁気記録
光学的(偏向,反射,屈折,干渉,吸収,放出,非線形,電気光学,磁気光学)
化学的
化学電池,光触媒,化学センサ(ガス,イオン,バイオ)
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「材料特性と材料選択」と「デザイン論」の2分冊。
「材料特性と材料選択」は材料を力学・電磁気・熱・光・化学の観点に分け、それぞれで特性の解説、また材料を選択するという形で論じられている。材料系メーカーなどの企業も多いので充実している分野と思われる。が、個人的には関連は薄いので広く浅くさらっと読み終えた。
「デザイン論」は美を追求するといったものではなく、どういう観点で見るのか、どんな考え方・アプローチがあるのか等が論じられている。この本を選んでる限り、美術家ではないと思われるので、理工系の人間にとっては興味深い観点での学びがあると思う。グッドデザイン賞などへの言及はメーカーの立場でも面白いかと。