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木原先生の初期の作品だと思うのですが。
まず、テンションの高さに驚いた!!高いのなんの、ぶっ飛んでます。それなのに破綻もせずにきゅーんと切なくなるツボもがっちり押さえて余韻のある終わり方、これは凄いです。
「摩利と新吾」の前身ともいえるこのお話を読んで、猛烈に「摩利と新吾」読みたくなってしまいました。
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「摩利と新吾」の前編とでもいうべき、大正浪漫の一作。まだ絵が確率されておらず、初期の木原「としえ」風味。でもこの目の下にタテ線が入っている美形も好きです。
「いい子 いい子 みんないい子 恋せぬはずがありませぬ」…ラストのこの一節は、いま現在の木原作品までのすべての作品に共通する不変のテーマなのです。摩利が新吾にキスをする場面に度肝を抜かれながらも、やっぱりみちると新吾がくっついてしまうのを当然と思ってしまう少女マンガ脳。そして舞台は本舞台「摩利と新吾」へ移っていくのであります。
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まりしんのプロトタイプ的な…!すごく好き!明るくて少女マンガしてて!
設定が可愛くて1冊にまとまってるし読みやすいんだけどこれを先に読んじゃうとまりしんの後半が重過ぎて辛い気がする…
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「摩利と新吾」は、今でも時々、無性に全巻通して読みたくなるマンガです。
その原型「あ~ら わが殿!」。摩利と新吾は出てくるけれど、あとの「摩利と新吾」とは合流しない外伝的なお話です。
木原敏江のマンガのなかで、この「摩利と新吾」話と「点まであがれ!」が、なんていうか青春のにおいがして好きなのです。
スターシステムで、おんなじキャラが出ているというのもあるのですが(笑)
まぁでも、今回読み直してみて、特に物語のスタート時の新吾の性格は、わたしの覚えている「摩利と新吾」よりも、激しくてちょっとビックリしましたが。
あと、ツンデレキャラって、この時代からいたんだ。
さすが、木原 敏江。わかってる。