- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
7 件中 1 件~ 7 件を表示 |
紙の本
英雄たちの末路!
2002/06/06 21:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平氏とともにおちのびていく、おぶう。
義経とともに攻める弁太。
武士社会の争いに巻きこまれたために、離れ離れになってしまう二人だが……。
木曽義仲。
源義経。
源頼朝。
清盛亡き後の覇権をねらう英雄たち。
この英雄たちも、つぎつぎと滅びていく。
野望の末路は、はかない。
なぜ、自分は滅びなければならないのか。
あれほど、時めいたこともあったのに。
どうして、世の中は、移り変わっていくのか。
時をとめることはできないのか。
英雄たちの無念なる魂は、永遠の生命、火の鳥へと向かうのだが……。
「出る杭は打たれる」、ではないけれど、野望に身をこがし、権力をつかみとろうとした英雄たちが、つぎつぎと滅んでいくさまを見ると、現代に生きるわれわれは、「やっぱり、ふつうが一番」、などと考えてしまうのだ。
武士社会が、これほど激しく争っていても、たとえば山奥の木こりは、まったく、我関せず、と暮らしていることを思うと、不思議な気がしてしまう。
7 件中 1 件~ 7 件を表示 |