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ぼくは雪の上に神さまの足跡をさがした
「トーマの心臓」の番外編で、オスカーの幼い頃が描かれる表題作を含む4篇から成る。
オスカーが抱く寂しさに思わず涙。
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「トーマの心臓」のオスカーの過去話がなんども哀しくて痛ましい。大人っぽい眼をするこどもは、それだけの理由があるのです。何処か傷を負った子ども達が集まる場所ってあるのですね。気が付いて欲しいとささやかな彼の願いに、考えさせられます。
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オスカーがシュロッターベッツに来る前のお話。最初読んだ時は自分自身幼くてよく分からなかったのですが、年を重ねてじっくり読む毎に段々泣けてきました。
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買った所:BOOK・OFF武蔵新城店
値 段:\\\\105
売った日:2009/01/12
売った所:BOOK・OFF向ヶ丘遊園駅前店
値 段:\\\\40
登録日:2007/05/07 01:14:41
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「トーマの心臓」の名脇役オスカーの物語が表題作。この物語を読んでから「トーマ…」を読んだら、オスカーを見る目が変わりました。
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母親を殺した父親と旅をする子供の話です。
ひたひたと哀しいお話でした。
オスカーの切実な願いと、諦観と絶望が痛いほどに切ないです。
妻と息子への愛情と、疑惑と罪の意識の狭間でグスタフが追い詰められていく様が、淡々とリアルに描かれています。
またオスカーが聡い子で、薄々とそんな父のことを気付いていて、ずっと不安を抱えていて、それでも愛されたいと必死でしがみついていこうとするのが泣けてきます。
段々と憔悴していくグスタフの姿が、蹲るグスタフの背中を見てると遣り切れない気持ちで一杯になります。
父親のそんな姿を見なきゃいけないのも哀しいことながら、父を最も追い詰めていたのは自分の存在自体だったんだと気付いたときのオスカーの衝撃と哀しみが、痛すぎます。
自分の居場所を見つけられなかったオスカーが、父が話してくれた神様の話で、自分が家の中の子供かもしれないと希望を抱いていたのに、あんな形でそれを奪われてしまうなんて哀しすぎる。こんな話が描けるなんてすごい…!!と思いました。
本当に、萩尾さんの描く世界は怖ろしいほどのリアルさと、非現実的な綺麗さが同居してるんだなあと……これに出会えてよかった…!と思うほど、大好きな作品です。
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「トーマの心臓」に出てくるオスカーの過去の話。萩尾先生のすべての作品に言えることですが、もう、なんでこんなに面白いんだろう!とため息しきりです。
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「トーマの心臓」本編より番外編の「訪問者」の方が胸を打った。
何度読んでもラストシーンで泣いてしまう。
子供はみんな許される、大事な、家の中にいてしかるべき存在なのに。
「エッグスタンド」の「みんな戦争に愛されてるみたいだ」ってモノローグも印象深い。
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「訪問者」オスカーが幼いィィ!(笑)「エッグスタンド」衝撃を受けたのは本当に久しぶり…!!“誰がおまえを裁くだろう?愛と殺人を同じだというおまえを?”改めて萩尾先生の凄さを感じました。
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オスカーの過去が分かる話。
無償の愛って親から子だけでなく、
子から親にもあるんだな、と思った。
受け入れてもらえなかった最後の涙が切ない。
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ふしぎな状況の子どもとお父さんとお母さん。
ふしぎな旅に出た子どもとお父さん。
語られることのないお父さんの気持ちと、
語られるオスカーの気持ちが悲しくて。
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参考
http://booklog.jp/users/huka/archives/1/4091910173
(2010.11)
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何回読んでもボロボロ泣いてしまう;;『トーマの心臓』の大人びたオスカーの子供の頃には、こんな過去があったんだよ(T.T)
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「トーマの心臓」も今作と合わせて読むとその背景・人間関係がより良く分かる。子どもにとったら出生の秘密なんて知りたくなかったよな…。でも手放す父の寂しさ・複雑な気持ちも子を持った今となってはズシンとくる。それでも子どもには自分を捨てて身軽になれて良かったねと皮肉を言われてしまうのだが。萩尾先生は心理描写が巧み。
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パパにとって
雪の上を
歩いてくる
神さまは
それは
ぼくの顔をしていたの?
(訪問者/城/エッグ・スタンド/天使の擬態)