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天智天皇が亡くなり、ついに壬申の乱が勃発。
大海人皇子(天武)側は、かなりしっかりと計画を立てていた感じ。
実際は時間がなくて思うようにはいかなかったけど、やはり人心をつかんでいたのが強かったっぽい。
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内容紹介(amazon)
第16章 壬申の乱(1)
壬申の乱(2)
壬申の乱(3)
父と夫の対立は日ごとにはげしさを増した。その狭間で苦悩するう野讃良皇女(うののさららのひめみこ)。が、強い意志と行動力をもって夫に従った。時は、骨肉相食(は)む過酷な争い、壬申の乱へ――。時代を超越し、愛を語る大型歴史ロマン第6弾。
中大兄(なかのおおえ)が病に倒れ、次の権力をめざす大友と大海人(おおあま)の確執は、ついに表面化しようとしている。きたるべき日のために、いったん吉野へと退く大海人。そして讃良は、そんな夫にすべてをかけた――。
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壬申の乱を描いた巻でした。
大友は情けないくらい人を信じようとするんですね。
むしろ理想的すぎて思考停止しているんじゃないかってくらい。
でも天皇になるならないと決意を固める前にさせられてしまって同じくらい哀しい人。
一方的に憎めないな、と思いました。
安定した時代の天皇だったら教養人として焼き物の流派とかで名前が残ったりしただろうな。