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学生のころ、コンビニの夜勤がヒマでヒマでしょうがないときに売り物としてきたコレを読んで号泣した。海沿いのローソンで。
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読んでて幻覚なのかリアルなのかわからなくなる。
気持ち悪いっちゃ気持ち悪い。いつのまにか自分で買わなくなった。でも、たまにぞわぞわと心が揺さぶられることも有り。
まさに幻覚漫画。これよりさらにIn Deepの方がすごい。
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旅を続ける弥次さん喜多さん。
常に彼らの近くには死がありますが、幻覚の延長でもあるので、普通の意味とは異質のもので、ただちょっと足を踏み外せばすぐに死にはまりそうな危うさがあります。
彼らは二人でお伊勢さん参りに向かっているのですが、お伊勢参りをすることで何を目指しているんだろう?リアル?とふと思いました。
相変わらず不条理さと気持ち悪さを抱えながら読んでいきましたが、死んでしまった弥次さんが、三途の川の源流までさかのぼって、生と死が繋がっている場所から生還しようとする根性には脱帽しました。
気の休まらない不気味なマンガなのですが、弥次さん、喜多さん、それぞれに互いの愛だけで生きているだなあと、ほろりと切なくなったりします。
常に警戒しているのに、時々心がほどけてしまうような、おそろしい作品です。
キノコになりかけたり、遊園地で観覧車に乗ったり、わけのわからなさ全開ですが、なんやかんやあって、タンゴのスタイルでさらに旅を続けていく二人がラストシーン。
最後がとびっきりの謎でした(笑)。
中沢新一の解説が載っていました。
十返舎一九のオリジナルでも、弥次さん喜多さんはもともとホモの二人のお伊勢参りが描かれているのだそうです。
そうとは知りませんでした!最後に大きな衝撃がありました。