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紙の本
オトナのための極上のミステリー!
2002/02/25 21:36
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投稿者:よしたか - この投稿者のレビュー一覧を見る
インテリアデザインの新しいスター木綿子と年下の恋人で建築家をめざす嵩也。因縁めいた出会いと、二人が次々事件に出会う、サスペンス&ミステリー。
作者は今のようにミステリーがブームになる前から、ミステリー・マンガを書きつづけてきた第一人者だ。もちろん、今でも現役で、コンスタントに書きつづけている。作品は、とても安定していて、裏切られるようなことがない。読者年齢が高い女性誌で活躍するうようになってから、ますます調子がよくなってるみたいだ。やっぱりミステリーはオトナが楽しむためのものなのかもしれない。
シリーズの中では、「千カラットの夏」がイチオシ! ヒロインの木綿子は、かっての恋人で初めての相手でもある橋本に流されて体を許してしまう。橋本をめぐる事件がおこり、それを乗り越えていくことで、木綿子と嵩也の絆は強まっていく。そんなストーリーだ。
ラストシーンが色っぽい。嵩也は木綿子にピアスのプレゼントをする。嵩也は、自ら、木綿子の耳に穴をあけてピアスをつける。木綿子は、耳に穴をあける痛みを、橋本に抱かれた罰だと思う。嵩也は、木綿子の体に傷をつけることで、ささやかな復讐をする。
そして抱きあう。いつものように。
つくづくオトナのミステリーだ。
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