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紙の本
ダサイ・・・
2001/02/10 03:34
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投稿者:飯島玲子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
厚さ、そして表紙が赤と黒ということからして、裏「バトルロワイヤル」(名簿もちゃんとついてるし)。
人生で一番ダサイ季節である中学生時代(男子のみ中学のようだ)を描いた、すばらしすぎるギャグマンガ。もう読み出すとたまらなく恥ずかしくなる。描かれているのはまさしく「中学生」で、それを描くことができたQBBのみずみずしすぎる感性におどろかされる。コレ、本当に大人が描いたの? こんなに中学生がわかっていいいの?
登場人物はほとんどブサイク(一重、ニキビ)。確かに中学校の卒業アルバムを見ると、ブサイクだらけだ。カワイイ! カッコいい! っておもってたはずの子もブサイクなことが多い。へんに工夫した髪型(なんだったんだ、あの流行は…)や成長過程にあるためにくずれた顔のバランスは今見るととても奇妙だ。やっぱり中学時代ってどっかおかしかったんだ…(今の中学生はビジュアル的にもっと進化してるかもしれないけど)。
今、中学生やってる子が読んで、「まさに今のオレだ!」とは思わないかもしれないけど、このアホさ、痛々しさ、純粋さは子どもと大人の中間地点である「中学生」以外の何者でもない。でもみんながたどる道なんだ。誰にだってあるんだ。中学生を避けることはできないんだよ…。義務教育なんだから…。
読者を猛烈に恥ずかしい気分にさせる珠玉の一冊だ。
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