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あるYの悲劇(有栖川有栖)/
ダイイングメッセージ"Y"(篠田真由美)/
「Y」の悲劇―「Y」がふえる(二階堂黎人)/
イコールYの悲劇(法月綸太郎)/中々美味しい詰め合わせ。個人的には、やはり有栖川作品がよいなーと。音楽とか、なんとなく作者らしい…と感じるのは自分だけでしょうか。
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10/16
人気新本格作家による,クイーンを題材にした饗宴.アンソロジーものとしてはそれなり?
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4人の作家さんが書き下ろしたアンソロジー。『Yの悲劇』を題材にした4つの短編が読めます。好みの作風を見付けることが出来るのでは?
それぞれ趣向が違って面白い!それぞれのシリーズのキャラクター達が活躍してくれます。
二階堂黎人さんの話はちょっと…メタミステリ…
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有栖川さんを読んでみたくてかった本。古本屋さんで購入したので、アンソロジーとなった。別作家さんの密室殺人事件が印象的。
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有栖川有栖、篠田真由美、二階堂黎人、法月綸太郎、によるアンソロジイー集です。ま、ダイニングメッセージってもともと無茶じゃないって、思ってる私なんで、んんと思うのはいなめなかったけど、それなりに面白かった。もっとも、篠田真由美目当てで買ったんだから、どっちかというと得したのかも(笑)
二階堂さんのは、ちょっとなぁ。他の方は、又別のを読んでみようって思ったんだけど…。有栖川有栖さんの推理作家「有栖川有栖」って男性なの?女性なの?と、シリーズを知らない私には、そういう基本的なところでめげそうでした(笑)法月さんのは、かなり面白かったけどドンデンガエシを狙いすぎ、かな?? そして、篠田さん、蒼くんの成長、喜ばしいかぎりです。でも、ちょっと性格が京介っぽい感じになってて、心配です(爆)でも、新聞記事やクラスメイトの冷やかしやで、タネ蒔きすぎですね。
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建築探偵・桜井京介の篠田真由美、国名シリーズの有栖川有栖、名探偵・二階堂蘭子の二階堂黎人、そして名探偵・法月綸太郎の法月綸太郎。今をときめく気鋭4人がミステリの傑作『Yの悲劇』に捧げる華麗なる競演。エラリー・クイーンでミステリの虜になったあなたへの贈り物。文庫書き下ろしアンソロジー。
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建築探偵・桜井京介の篠田真由美、国名シリーズの有栖川有栖、名探偵・二階堂蘭子の二階堂黎人、そして名探偵・法月綸太郎の法月綸太郎。今をときめく気鋭4人がミステリの傑作『Yの悲劇』に捧げる華麗なる競演。エラリー・クイーンでミステリの虜になったあなたへの贈り物。文庫書き下ろしアンソロジー!!
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有栖川有栖、篠田真由美、二階堂黎人、法月綸太郎の短編。
エラリークイーンのYの悲劇を意識した、珍しい文庫書き下ろし
。
篠田さんは初めて読んだけどまあまあだった。ちょっと濃いめの文章を書く人だ。女性らしいとでも言うべきかな。
法月さんの「イコールYの悲劇」が一番好みだった。例によって息子が出てくる。
二階堂さんのは「私が〜」が面白かったので期待してたのだけれど、(この本もそれで借りたようなもの…)シリーズのキャラクターが出てきたらしいけどちょっと軽めで期待外れだった。『メタ・ミステリー』と言う手法は初めて読んだけれど、そのせいで軽く感じるのかも…
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(収録作品)「Y」の悲劇─「Y」がふえる(二階堂黎人)/ダイイングメッセージ《Y》(篠田真由美)/イコールYの悲劇(法月綸太郎)/あるYの悲劇(有栖川有栖)
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20100903
あるYの悲劇 有栖川有栖……★★
ダイイングメッセージ Y 篠田真由美……★★
Yが増える 二階堂黎人……★
イコールYの悲劇 法月綸太郎……★★
なかなか安定している執筆陣だとは思うんだけど、正直な感想としてはどれも冴えなかった。
やっぱりダイイングメッセージに関わりだすと非現実的な動機や謎解きが飛び出してきてしまうのも致し方ないのかな。二階堂黎人の作品は読んだことないけど、いつもこんな調子なら手に取る気もしないな。メタミステリ自体も好きじゃないので。
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有栖川氏、篠田氏、二階堂氏、法月氏の競作。 4作読んでみてわかったことといえば、私は二階堂作品とは相性が悪いということだろうか。 氏の作品には、どうしても魅力を見出せないし、作中で他作(古典の名作など)のネタバレに近い表現が出てくると、またか・・・と少々うんざりする。 クイーンと言えばやはり、ロジックが魅力であり、そのクイーンを敬愛しているとだけあって、法月作品は今作も論理的に解決してみせようとする姿勢を見せた。 好感を持つ。
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建築探偵・桜井京介の篠田真由美、国名シリーズの有栖川有栖、名探偵・二階堂蘭子の二階堂黎人、そして名探偵・法月綸太郎の法月綸太郎。今をときめく気鋭4人がミステリの傑作『Yの悲劇』に捧げる華麗なる競演。エラリー・クイーンでミステリの虜になったあなたへの贈り物。文庫書き下ろしアンソロジー。(「BOOK」データベースより)
あるYの悲劇(有栖川有栖)
ダイイングメッセージ"Y"(篠田真由美)
「Y」の悲劇―「Y」がふえる(二階堂黎人)
イコールYの悲劇(法月綸太郎)
あるYの悲劇(有栖川有栖)
犯人、当てました!
勘でしたけど(笑)。
火村さんって向こう見ずというか、結構大胆。
ダイイングメッセージ"Y"(篠田真由美)
なんとなく想像はついていましたが、「ぼく」についても深読みしてしまっていました。
「Y」の悲劇―「Y」がふえる(二階堂黎人)
二階堂氏の作品は読んだことがなく、ぜひ読んでみたいと思っていたのですが、この作品は……うーん。
こういったものに不慣れなせいなんでしょうかね。
事件にはまったく影響していないことなので書きますが、「朝になったら出られる」と言いながら「午前12時に鍵が開く」というのは矛盾している気が。
午前12時って朝ですか?
イコールYの悲劇(法月綸太郎)
短編ながら正統派という印象でした。
ダイイングメッセージ、さすがに猫の絵じゃないですよね(笑)。
なんの落ち度もないのに巻き込まれてしまったあの人は、本当に気の毒。
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新本格の気鋭4人が、クイーンの「Yの悲劇」に捧げるアンソロジー。
それぞれが独自に「Y」のダイイングメッセージを展開していて、とても楽しめる。
それにしてもクイーンも「Y」という文字が、こんなにもいろいろな形に変化するとは思ってもみなかっただろう。
「Y」ではなくて○○とか、「Y」ではなくて▲▲とか、特に二階堂黎人の「Y」や法月綸太郎の「=Y」は日本独自の解釈なので、外国産ではお目にかかれないと思うとおトク度も上がる。
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4人の作家によるエラリー・クイーン「Yの悲劇」をモチーフにした短編集。
「あるYの悲劇/有栖川有栖」
火村&アリスコンビによる短編。私は犯人当てのカギとなるある「事実」を知らなかったので楽しく読めたが、この事実を予め知っている人は途中ですぐに犯人が分かってしまうので、ちょっと物足りなく感じるかも?
「ダイイングメッセージ《Y》/篠田真由美」
悲しいお話。被害者が最後に残したメッセージの意味を、時間がかかってもきちんとわかってくれる人がいてくれるということだけが救い。
「「Y」の悲劇―「Y」がふえる/二階堂黎人」
本書の中でも一際異彩を放つストーリーだが、個人的には「メタ・ミステリー」というジャンルが苦手なため、読みにくかった。最後のオチもいまひとつ。
「イコールYの悲劇/法月綸太郎」
犯人の小細工によって失われた本来のダイイング・メッセージが、ささやかなきっかけによって再現されていく様子が鮮やか。
全体的には、同シリーズ?の「「ABC」殺人事件」の方が満足度髙し。
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エラリー・クイーンの『Yの悲劇』をモチーフにしたアンソロジー。
すべての話に「Y」という文字を含むダイイング・メッセージが出てくる。なるほど!と思うものから、無理やりでは?と思うものまで、4人それぞれ「Y」の解釈が違っていて面白い。
ダイイング・メッセージなんて使い古された感があるけれど、いろいろ考えつくものだとちょっと感心。
有栖川さんと法月さんは正統派。篠田さんは推理小説というか読み物として楽しめる。二階堂さんは…初読みの作家さんなので、普段の作風が分からないけれど、異色すぎて理解しにくい。
エラリー・クイーンの『Yの悲劇』自体好きなので、作品のなかでキーとなるモノを取り入れてる篠田さんの「ダイイングメッセージ《Y》」にちょっとニヤリとしてしまった。