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どうやら一度読んでいたらしい。なんとなくそんな気はしてたが、途中まで読んでようやく気付く。
一回読んでもすっかり忘れてしまうんだから、二度楽しめる。便利(単なる馬鹿)。
日常物。北村薫の「空飛ぶ馬」とか、あの辺と同じ。
ただ、安楽椅子だから、結局想像の域を出ていない。ラストは動いてたけど。決定的な証拠って物がない気がするな。
一番受けた台詞。
「――ぬれあまなっとう」
お菓子?
04.01.02
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いんちき霊感占いをしているおじさんが、怪異の裏の真実を暴きだす。
短編らしいすっきりした内容で、連作もののおもしろさもあります。
ただ、主人公の美衣子ちゃんが、いまひとつなんだよね~。
辰寅おじさんは好きなんだけど。
キャラから入るタイプなので、今いち感情移入ができず、読むのに時間がかかりました。
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怪異・偽の在り方について考えさせられた。それを推理で解決していくのは快感。「偽物語」に感銘を受けているだけですけれど、、、。
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てっきり猫丸先輩シリーズだと思って、幻獣…と前後を間違えないように出版年を確認して読んだのに、違うシリーズだったー!借りるときは了解してたのに忘れてたよ。まぁ同じような軽いミステリー。インチキ占い師が主役の連作短編集。ほんと、こんなのんきな占い師なら騙されてもいいかなー。語り手の姪がまぁ若いからしょうがないけど、こまっしゃくれてるというか、常識ぶっててあんま好きじゃないわ。まぁでもおじさんのような人ばかりじゃ社会は回らないからなぁ。
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寝てばかりいるというのは羨ましいけれども
それが冷房も暖房もない部屋だと言われると
このごろ、蒸し暑くて眠りが浅くなりがちで
睡眠不足気味なので
ちょっと違うような気がする
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占い師に持ち込まれる事件を、心理学的に解き明かす安楽椅子探偵ものです。
全体的に緩い雰囲気で、日常の謎を煙に巻くような推理が楽しいです。それなりの巧さや面白さはあるものの、予定調和な真相ばかりだったのでやや物足りなかったです。
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渋谷のおんぼろビルにある「霊感占い所」には、今日も怪異な現象に悩むお客さんがやって来る。彼らの相談に応えて占い師の口から飛び出すのは、三度狐に水溶霊と、珍奇な妖怪の名前ばかり。それらは全部インチキだが、しかし彼の「ご託宣」はいつも見事に介意の裏に隠された真実を突く。霊感はないが推理は鋭い辰寅叔父の、昼寝と謎解きの日常を描いた心優しき安楽椅子探偵連作集。
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インチキぐうたら占い師が客の悩みから推理を働かせ、悩みを解決させる助言を行う。
ミステリーとはいえ殺人みたいな血なまぐさい話はなく、どちらかというと緩い雰囲気で進む話。
基本的に主人公が自室で推理する安楽椅子的な話なので動きは少なく、姪の女の子がいいアクセント。
本格ミステリー好きには物足りないだろうが、気軽に読むにはいい話。
ちょっと主人公の推理力がエスパーレベルな気もするけど…
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これから、失礼なことを書きますが(^ ^;
一読後の正直な感想は、
「なるほど、これが天野頌子さんの『陰陽屋』シリーズの
『元ネタ』なのだな」と(^ ^;
いや、本当のところは分かりませんが、それほど
・ぐうたらでインチキな占い師
・真面目で「巻き込まれ型」の助手
・するどい観察眼で事件は解決する
という基本設定が全く同じで(^ ^;
こちらの方が...って同じ土俵で比べるのも何ですが、
妖狐などは出てこないので「ファンタジー色」はなく、
登場人物も大人が中心で問題も生臭い(^ ^;
からりとした文体は読みやすく、
そこここに散りばめられたギャグのセンスも良い(^ ^
言葉選びのセンスが私の趣味に合うというか(^ ^
基本形がミステリなので、細かくは書けませんが、
気楽に読めて、深読みすると示唆に富んでいて、
ナイスな衝動買いでした(^ ^
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この作者さんの猫丸先輩が好きで、読んでみました。基本、猫丸先輩と同じスタンスで、日常の謎を解いていくパターンです。 でもちょっと強引なとこもありf^_^;キャラにイマイチ感情移入出来ませんでした。決してつまらないわけではありません。 脳内再生では、辰寅おじさんは堺雅人、美衣子は堀北真希でした☆
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面白かったです。倉知淳さんは初めて読みました。
軽く読めるミステリでした。
叔父さんは安楽椅子探偵が過ぎると思いましたが、話聞いただけで謎を解く安楽椅子探偵はやはりすごいな。。
持ち込まれるお悩みがオカルトチックなもので、そこも好きでした。
シリーズに出来そうなのに、この1冊だけのようです。さびしい。
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霊感占い所を開業している占い師と、助手を務めるその姪が、依頼人が持ち込む不可思議な出来事を解明する、安楽椅子探偵ものの連作短編集です。
掴み所がなくとぼけた味わいがある、探偵役のキャラクターがしっかり作られているし、シリーズ化してもきっと面白いと思います。
なのに発表されたのは、今のところこの一冊のみ。
もったいないですよね。
舞台が霊感占い所なだけに、ポルターガイストやドッペルゲンガー等、一見、怪奇色濃厚な依頼ばかりですが、怖さはそれほどではありません。
程よく効かせたユーモアと、探偵役のキャラクターのせいか、どこかほのぼのとした雰囲気を感じました。
以前に読んだ、猫丸先輩もそうですが、倉知さんが描く探偵役のキャラクターは、不思議な魅力があり印象に残りますね。
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安楽椅子探偵モノ。
普通のソレと違うのは、「依頼者(お客さん)」に見抜いた真相は話さないこと。
その代わり、でっちあげのそれっぽいことを言って、煙に巻いているようで依頼者の相談ごとを解決に向かわせている。
そう、決して解決しているわけではない。
全ては、どうなるか、どう転ぶかは依頼者任せ。
それでいて、実は(?)優しい心を持っているぐうたらで出不精で妙チキりんで何考えているかわからないボサボサ髪で……あ、叔父さん、いたの?
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大学進学と共に上京した美衣子は、叔父の辰寅の「霊感占い所」で押しかけアルバイトをしている。お客もほとんど来ない占い所で、すぐに横になる叔父を縦にするのが美衣子の仕事だった。
白装束にぼさぼさの髪という怪しげな風体で、それらしい祈禱とお祓いを行う叔父だったが、依頼人の悩みの本質を見抜いてしまう不思議な能力があって。
なぜか読み始めると眠くなる、なにか仕掛けられているのではと思うほど。
読むのに時間がかかったー。
ほぼオンボロビルにある「占い所」が舞台の安楽椅子探偵もの。
相談に訪れる人々に謎を話すわけではなく、美衣子だけに語られる真相がほろ苦かったり、にやりとしたり。
身の回りのものが紛失する会社員
キャリアウーマンの自宅で起きるポルターガイスト
大学生の彼の心霊写真
ドッペルゲンガーに困惑する主婦
工場から消えた200万円と大入道
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古風だ…
文体も登場人物のキャラクターも…
久しぶりに語彙が足りないまま読む本だった。
読みやすいと思って同じ作家ばかり読んでたらダメね
おじさんの書くズレた女の人が苦手だ…
早く読み終わろうとしてしまった残念。
雪だるまの話は好きでした。