紙の本
歳を重ねる度に読み返したいです。
2004/03/17 23:21
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投稿者:足立区の雄一郎です。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この石原慎太郎氏が執筆した法華経を生きるは、とある塾の恩師から「これを読んでみなさい。」と薦められ購読しました。
読んでみて感じたことは、法華経の真髄とは何かとか・石原都知事のこれまでの経歴などなどが書かれており、例えば世の中の仕組み・構造などを知ることでもっと社会感の視野が広がりそして、自分自身を楽しく桜花できると歓喜しました。
また、法華経が伝えたいことは(メッセージは)、自分自身が向上し且つ、自分自身を磨き上げなければ何も見えてはこないのだと教えられました。
では、自己中心的で良いのかと言われそうですが、そうではないと思います。常に周りと自分を照らし合わせ、人にあって自分に無いもの・人の欠点等と比較し自分を補う形で将来を築けば、もっと見えてくる自分がそこにあると思います。
最後の解説では瀬戸内寂聴氏が、「あらゆる年代の人の心を捕らえると思うけれど、私は特に、未来を背負う若い人々にこそ、この本を読んでほしいと願う。」に私は、強い印象を覚えました。
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様々な宗教を多面的に分析したかったので購入しましたが、ページ数が多かったので後回しにしてます。未読につき★3つです。
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「石原氏の石原氏による石原氏のための」法華経解釈。氏は、とある新興宗教の教祖に帰依したようだが、自身で「信者が一人しかいない石原教の教祖」と述べているくらいだからそういう趣旨の本なのだろう。 おっさんは「法華経」のことは全くわからないのでこの本の解釈が学問的に正しいかどうかはわからない。しかし、氏が「学問的に」ではなく「実践的に」対峙し、それを自分の血と為し肉と為した法華経論は、浮世離れした坊さんよりもよっぽど説得力があるように思われる。学問的に正しいかどうかはわからないが、そんなことはどうでもよい。仏教の魅力を伝えるには十分な内容だ。
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これは昔、親父の葬式の時に親父の同業の人にいただいた本である。生前に読んで欲しかった本だと言って渡されたものだったけれど、当時は本なんてまったく読まなかったから、ずっと書棚に入れっぱなしだった。何をきっかけにと言うわけでもないが、読まずに放っておくのもなんだからと手に取ったまでである。
まあ、そんなことはさておき、内容であるが、タイトルほど宗教くさくはないといったところか。ただ、世間に映る石原慎太郎像とは少し異なるような印象を持った。俺自身石原慎太郎と言う人が何をやってきた人なのかは政治家以降のことしか知らないから、何とも言えない。けれど、本書にある作家から政治家に流れる記述を見ても自分がどうこうしようと言うより、作家から手を広げたくらいの感じしかない。
この人にとっての宗教と言うのも俺からすれば人間の哲学の落としどころみたいな印象を受けた。別に信仰を薦めるでも無し、ただ石原慎太郎と言う人かくあるみたいな。
実際そっちの方が必要で、一神教とかの宗教にのまれてしまうと過度な思想で、人の道を外してしまうように思う。それがいいか悪いかは俺には測れない部分があるけど、しっくりこないのは事実である。
この人に限らず人間には瑕疵があるものなので一概にはいえないけど、白洲次郎さんの言ったプリンシプルは石原さんには少し垣間見えたなあと思う一冊だった。そこに宗教と言うバックボーンがあるからなのかは、特に信仰の対象を持たない俺にはまだわからない。
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うう。重い。ガッツリ。装丁もマッチして。あの石のブロック。手をのばしても届かなそう。”法華経を生きる”とは何ぞや。そう何回か脳みそでなぞってからゆっくり開いて読み始めた。ボクは熱心な信仰家でもなければ新興宗教の使者でもなんでもないが。石原慎太郎さんもその中でそんな風に言っていた箇所があってつい吹き出してしまったのだが。簡単にいってしまえば考えあぐね悩みぬいた末あの辛い思いはいったいナンだったのだろうと思ってこれを開いたのだ。楽しいことも苦しいこともいろいろ経験していくうちにそもそもこういうことってナンなんだっていうことをここらでハッキリ聞かせていただきたい。そしてまた明日を生きよう!という追い風に乗りたいときって人にはあるんじゃないか。って。迷いのある人は読まれないほうが。。風を感じた人はさあ。飛び乗って。
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石原慎太郎。。。ある意味食わず嫌いであったが、この本で法華経の哲学(宗教は哲学と考えています)の見方に納得。
まったくの同感とはいえないけれど、共感できることたたあり、またつっかえていた釈尊に対する解釈もわかりやすく、やはり最後であり最高の経典であると思える
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石原慎太郎さんと法華経という意外な組み合わせに惹かれ読んでみました。石原さん、法華経、ともに興味がありますが、この組み合わせは意外でした。
石原さんはかなり昔から熱心に法華経を読んだり唱えたりしていたそうですね。そのきっかけは「霊友会」の小谷喜美教主さんとの出会いなどが大きいようです。そして様々な不思議な経験を経ることで宗教的な思いが深まっていったようです。このあたりポイントだなと思いました。理屈を聞いただけでは納得がいかない宗教でも実際に神秘体験を味わうと信じるようになっていくのでしょうね。宗教というのはロジックでは処理できない世界なのだと思います。