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紙の本

ブライアン・ウィルスン、そしてビーチ・ボーイズ

2000/12/01 16:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:今村守之 - この投稿者のレビュー一覧を見る


 ポップ音楽を真に価値あるものとし、それを世に広めた最大の功労者を五人挙げるとすれば、ブライアン・ウィルスンは間違いなく、そこに入るだろう。

 ポップにはさまざまな成分が含まれ、それらが混ざり合い、魅力的な結果をもたらしているのは言うまでもないが、基本はウキウキと弾むような“気分”の創出である。これが核になければ、その他のあらゆる“感情”は、結び付く腕を持たない分子のようなものだ。

 ウィルソンは「ここ」を創ることにおいては、かの「ウォール・オブ・サウンド」の創始者、フィル・スペクターさえ凌ぐ天才である。たとえば、ビートルズやローリング・ストーンズがあれほど光り輝いたのも、もう一方にウィルスン率いるビーチ・ボーイズがいたからこそ、そう言っても、あながち否定し難い部分は確実にあると思う。

 著者ポール・ウィリアムズは1966年に17歳の若さで『クロウダディ』誌を創刊し、ロックを自分の言葉で情熱的に語り続けてきた最初のロック評論家。彼がウィルスンとビーチ・ボーイズについて語った30年間の文章を集めたのが本書である。自宅でのインタビューや、幻のアルバム『スマイル』の伝説を生み出した対話などショート・レンジから交わされる言葉の数々は、著者ならではと思わせる、慈愛と見識に富んだもので、通読に時間はかからなかった。訳出もなかなかの出来だ。
(今村守之・フリーランスライター)

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2008/10/22 00:12

投稿元:ブクログ

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