紙の本
ドイツに
2017/05/04 10:41
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投稿者:くまぜみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
憧れがあって購入。なりほどが多かった。
紙の本
日本の生活美徳を思い出させてくれる
2002/07/27 12:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ベリ太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
生活のパターンは一つの現に生きている文化であり、
その国が今抱える環境風土を如実に語っていると言えよう。
そういう意味では今の日本は便利さを最優先して、
沢山の人がそういう理念のもとに知恵を絞った。
それは必ずしも否定すべきではない、
その結果として日本だけでなく世界的にも裨益した部分は
数多くあるはずである。
こういう本は得てしてステレオタイプな比較になり易い。
文化比較的な面では実に皮相であり、本書もその類を免れ得ない。
たしかに本書のような生活パターンを堅持するドイツ人も存在するが、
そうでないドイツ人も多く存在する。
例えば私の知る限り、食物に関して言えば、
レストラン等での食べ残しを捨てることに彼らは全く躊躇がない。
そいう面では北陸地方で今も残る冠婚葬祭で出された食べ物の残しを、
皆が大事に折に詰めて持ち帰る習慣など実に感嘆する。
しかし、著者がくみするドイツの習慣は素晴しいものがある、
そしてそれは、我々現代日本人が忘れかけている美徳と
源流においては同じような思いだ。
我々は今の日本の状況を考えながら
先祖たちの残してくれた誇れる遺産を振り返るべきではなかろうか。
そういう意味で啓発になる本であった。
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必ずしも"節約=自分のため"じゃないドイツの考え方が新鮮だった
節約術より節約哲学の方が興味深いし参考になった-***
09/07/12
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ドイツ人の哲学・思想について書かれていてとても面白い。無駄な「義理」に惑わされなければ節約にもなり、もっと心地よく暮らせる…ってほんとにそうだと思うけど、日本で日本人としてその姿勢を貫くには、相当な信念がないと難しいと思う。まわりの目は気にせず完全にマイペースでいくわ!っていう。結婚式に職場の上司を呼ぶなんて、ドイツ人から見たらありえないんだろうけど、日本的付き合いだとそういうわけにもいかず。。
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そもそも、ドイツってエコだとかなんだとか言われているが、本当にそうなの?っていうところから疑わないといけない。
異文化との、それこそ違いって言う意味では面白いというか。
でも実際にはやっぱりわからないというか。
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[2013.12読み終わり]著者の方はテレビに出てた方らしいのですが、なんか読んでてイライラしてしまいました…産まれて初めて途中で読むの止めようかと思った本です(-_-;)
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ドイツ流の節約術を書いた本。
「ドイツでは〜」という言い方があまりにも多く、8000万くらい人口があるのに十把一絡げにしすぎではないのか?と思ったが、紹介されている節約術は実用的。
「義理」と「コンビニエンスストア」には絶対近づかない。など、節約に大切な考え方が具体的に紹介されている。
「私はマザーテレサではない(私に大きな好意を期待するな)」
文中で紹介されている言葉が、押し売りみたいなことをされている時にパッと頭の中で浮かび、断れたので、既にちょっと役に立った。
ラッキーでした。
以下メモ
・自由は素晴らしい、しかし自由には責任が伴う→だから節約しよう
・「ich bin nicht Mutter Theresa.(私はマザーテレサではない)」→私に大きな好意を期待しないでほしい。
・ドイツ人がオクトーバーフェストであまりビールを飲まないことについて→飲みにいくのではなく、楽しみにきているという考え方。
・ボディーローションに香水をつけてぬれば、オーデコロンはいらない
・買い物するときはメモをとってから。そして空腹時には買い物をしない。
・整理整頓で人生の問題の半分は解決できる
・外国人は日本の女性を男性より弱い立場に置かれていると思っていますが、それは大きな誤解です。私は日本の主婦が夫から給料をそっくりそのままもらっていることにびっくりしています。また、デートをすればその費用はほとんど男性持ち。女性がこんなに強い国はありません。p184
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ドイツの良さを強調して紹介する一方、他者との関係性から個人単位ではどうにかしづらい日本社会で文化・慣習化されたお中元等の非効率的な部分に対して強い言葉での非難も目立ち、巻末に弁解があるものの読んでいて「単純な文化の違いにそこまで目鯨を立てなくても」と感じたり、著者の非寛容的な部分が垣間見られてしまい、丁寧な暮らし系の書籍読了後によくある爽やかな読了感はあまりない。
ただドイツ住宅事情の話は心地良く、合理的な進学システムの話や学費の話も興味をそそり、巻末のドイツ知恵袋の残ったワインの保存アイデア等は良かった。