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紙の本
現実社会で勝ち抜くための原理原則が「孫子」にはいっぱい詰まっている。経営者必読の書
2000/12/08 21:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さきごろ自民党で反乱を起こした加藤紘一氏がこの本を読んでいたら,必ず勝てたであろう,と思わせる一冊。すなわち「勝てると判断した戦争しかするな」「まず内部の充実に専念する」「下手に勝つより上手に負けろ」などなどである。
本書は「孫子」のなかにある戦いの哲学をビジネスの現場においてどう具現化していくかを説く。孫子の代表的な理論を原文付きで一つひとつ取り上げ,それを現代語に訳し,さらに現実の社会における実例を挙げながら,現代における活用術を指摘していくという展開で,きわめて明解でわかりやすい構成になっている。
たとえば「社運を賭ける」という言葉があるが,こうした言動を軽々しく吐くことを厳しく戒める。つまり「経営者たるもの,絶対に勝算があると考える事業だけにチャレンジせよ」というわけだ。また「戦わずして勝つことこそ上策」といい,「城攻め」を愚策とする。ほかにも適切な事例が随所にちりばめられていて興味をそそる。孫子の現実主義者としての兵法のエッセンスを凝縮した一冊。経営者でなくても面白く読める。
(C) ブッククレビュー社 2000
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