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脳に取りついて人間を自由に操る宇宙人と戦う表題作の他全5編を収録。
うち4編が単行本初収録。1965年から66年に発表された少年向け小説-
ジュブナイルの冒険SF傑作集。
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ジュブナイルでしたか。おかげですぐ読めました。「細菌人間」思ったより怖かったです。解説に当時の少年誌に出てた挿絵がありましたが…怖いよ取りつかれたお父さん!!
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中高生時代なら胸躍らせて読んだであろうSF短編集。
ほとんどの作品に宿敵として登場するわオリオン星人。私はオリオン座が好きである。
一番見つけやすいから。
しかし、オリオン座のどこかの星からやってくる彼らには会いたくないなあ。
表題の細菌人間は、人の脳に寄生したオリオン星人を倒すため、ミクロの決死圏のごとく彼の息子と従兄弟が小さくなって体内に侵入し戦う話。
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SFが苦手でもおもしろく読めた。難しい言い回しがないからか「細菌人間」は小2の息子も読めていた。中学生がはまりそう。
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図書館で『モナドの領域』を借りようとして「難しそうだな」とジュブナイル傑作集の本書にする。
筒井ジュブナイルをリアルタイムで読めたのは『マッドタウン』ぐらい。作者の名は意識していなかった。後に角川文庫『緑魔の町』を買って、あれは筒井康隆だったのかと知る。
表題作と『10万光年の追跡者』『四枚のジャック』は感心できず。『10万光年〜』は誘拐された恋人を12年の間、追跡し続けるという設定についてゆけなかった。
『W世界の少年』『闇につげる声』は楽しめた。特に『闇〜』は名作『七瀬ふたたび』のプロトタイプのようだ。
5作中4作にオリオン星人が出てくるのは興味深い。タツノコアニメ『宇宙エース』の悪役と同名だが、『スーパージェッター』のシナリオを書いていた筒井康隆なら、なおのことカブるのを避けそうな気がするのに、あえてオリオン。