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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結。
家族と一緒にお幸せに!
5の主人公は苦労人ですね。
数奇でドラマチックな人生といえばそうなのかもしれまそが。
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ドラクエ5 小説3巻
最後の巻です。
表紙に出てるように、主人公の子供が出てきます!
にっくきミルドラースとの決着は・・・?
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ゲマのキャラクターが、カルパッチョさんの実況やDS版(最も最後にやった作品なので)等と異なり、スーファミ版に基づいてるんだな、ってのを思うに至った次第。小説版ならではの設定と、純粋な子供達と妻に囲まれた、素敵な王様として生涯を過ごしたであろう主人公。よいと思います。後日談の部分が、あっさりとしすぎていてちょっと残念であったかも。せっかく家族揃ったのに、と思いきや誘拐事件、そこから、頼もしくとも幼い子供達に囲まれて再会される冒険譚、大団円に向かっての物語です。一気に加速していく。最後はハッピーエンドだから、よかったよねえ本当に。自分の人生もハッピーエンドになってください。なりますように!!笑。
カルパッチョさん「コリンズ?バカ王子の息子なんかに、娘はやらんぞー。みかんちゃんも嫌がってるだろ?という父親愛ですわ」って感じで実況してそうなのを、思い出した。いや、ドラクエ5はカルパッチョさんの実況を聞くべき(なんか後半から全く異なる存在の宣伝になってる…!!!)。
まあそれは置いておいて、「あとがき」が、最も印象的だったかもしれない。1巻2巻3巻、と、小説は主人公の人生の節目ごとに構成されているのだけれど、それの意義と、人間の人生と誕生と成長と引退と世代交替と、そういう当たり前だけど色んなことを考えさせられてしまう、人間の宿命的な、これから自分自身も体験していきそうなことについて、改めて考えさせられた瞬間であった。奇しくも、これが出版されたのが、10年ちょっと前。シドニーのマラソン金メダルの快挙後に、起こったことや現在へ至るまでの歴史的出来事を想起すれば、現実と複雑さとシビアさ、だからこその感動、個人にまつわる物語など、様々なことを考えざるを得ないのは、もう言うまでもないです。って、文章おかしくなってきた(121105)。
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記憶の中のドラクエ5はもはやうっすらぼやけて、淡白なイメージがありました。それが間違いだったと思い知らせてくれる、ドラクエ5ノベライズの最終巻。読んでいて、こんなに激しくて斬新なストーリーだったのかと子供のころの衝撃を思い出しました。ファンタジーらしい華々しい描写も物語の力になっています。薄いキャラや描写不足な展開はあり、一方オリジナル設定がやたらと出張るので完全なノベライズではないものの、一つのノベライズとしては大満足でした。
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ドラクエ5のノベライズ作品。全3巻のうちの3巻。
双子が生まれて良かったネーと幸福を感じていたのもつかの間。次々仲間モンスターが死んだり、自身と嫁は石にされたりと、あらためて5主人公はハードな人生送ってるなぁと感じた次第。(仲間モンスターが死ぬのは小説オリジナルですが)
嗚呼お前も死ぬのか……と仲間が死ぬシーンは悲しい気持ちになったりしたものの、原作ゲーム的に考えるとお前らはこの先の戦い(ステ的に)ついてこれないしな……とも思ったので、モンスターじいさん家で幽閉とかにするよりは、見せ場をつくってカッコよく散らせるほうがいいのかなと。その後入れ替わるように仲間モンスター増えますしね。ぼくもゴレムスくんには大変お世話になりました。
主人公が子供産まれてソッコー石にされたせいで、父として成熟しきっておらず、子と気持ちがすれ違い、そしてそれを乗り越え、父としても成長するってのはグッときますね。
そして何を置いても過去に戻ってゴールドオーブを取り戻すくだり。涙なしには読めませんね。
あっ、そういえばブオーンさんカットされてましたね。
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DQⅤのノベライズ3巻。最終巻です。デモンズタワー攻略からミルドラース撃破まで。
やはり、ラスボスとしての印象は薄いミルドラース。魔王自身の深掘りはされてはいましたが、DQⅤという物語の展開上、最後の最後で登場するので仕方がないことなのか。
最初から明示されていた竜王。旅を続けて行き、世界の危機に立ち向かう覚悟を持つに至った先にいるシドー、オルゴ=デミーラ、ラプソーン。真の黒幕として登場したゾーマ、デスタムーア、ウルノーガ。魔王にも魔王になってしまうだけの理由がある、ということを教えてくれたデスピサロ、エルギオス。
これらのナンバリングの歴代ボスと比べても、立ち位置が中途半端な気がするんだよな。旅の主たる敵はゲマだし、組織として魔王軍のような敵の立場になるのは、光の教団でイブールなんだよなぁ。まあDQⅤに関しては、ゲマがラスボスでよかったのでは?というのは何度プレイしても思ってしまう点です。
ジャミが率いたデモンズタワー一連の事件で、仲間モンスターが次々に死んでゆくのが、なんとも辛い。そういう展開になるのであれば、ゲマやイブール、そして魔界での戦いだろうと、最終決戦近くからであろうと予想していたのが裏切られたショックと、リュカとビアンカのことが好きで好きで仕方がない、彼らのためなら命も投げ出せる、という覚悟が伝わってきて心を打つ。
デモンズタワーは物語でも中盤の山場。ここで、こういう展開になてしまうのであれば、後半の戦いはどんな悲劇と激闘が待っているのか、と思ったモノです。
それは裏切られてしまったのですが、この裏切りはよろしくなかった。拍子抜けというか。ラストバトルの展開だと、魔物である以上は魔王の力には逆らえず死んでしまった、魔界の消滅で魔物という存在自体が消滅してしまった、という解釈でいいのかな。うぅむ。旅の仲間として艱難辛苦を共にしてきた仲間との別れにしては、情緒が足りない気がしてしまいました。デモンズタワーでは、あんなにみんなが命をかけて仲間のために戦ってくれたのに。
楽しく読めたけど、ゲームを超える感動はなかった小説版。
多分、ゲームやりすぎて自分の思いが強くなってしまったのだと思う。単行本として発売当時にリアルタイムで読んでいれば、もう1つのDQⅤの物語として、自分の血肉になって、もっと深くもっと違ったゲームと小説の体験になったと思う。
いつ読んでも、自分の読みたい時読んだ時が新作で発売初日だという思いでいるのだけど、タイミング逃したなぁ、という感想を抱くこともある。
やはり、読みたいと思った最初の衝動で読むことが大事なのかなぁ。