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高校生の時に読んで衝撃を受けた1冊。
これ読んで岡崎京子の大ファンになった。
すさんでる若者たちの日常が描かれていて、
日本も平和じゃねぇなぁ。みたいな。
高校生ながらにすごい色々考えさせられたかも。
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(メモ↓)
http://blog.livedoor.jp/ga___zl/archives/50518733.html
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セイタカアワダチソウの茂った河原に、死体が落ちている。
死と暴力と愛。
初めて読んだ子供の頃は、ただ怖くて理解できなかった。
高校生になると、この漫画が「前を見ている漫画」だと分かった。
「平坦な戦場で生き延びること」
コピーとコラージュの作家、岡崎京子の一つの到達点。
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この本は実家にいた頃、きょうだい皆読んだと思います。切実でありえそうな事なんです。漫画だけど、岡崎京子さんの作品はどれも小説のようです。
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人と人との距離感がリアル。
誰もが持ってる ヒリヒリした思い出みたいな物を、集めたならこんな感じなんだろう。でも いつまでも手元に置いておきたくなるのは、何でなのかな。
この作品の空気感が好きなんだなー。
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寂しいというか、せつないというか。
ハチクロを読んだときに、どこかリバーズ・エッジに似てる気がした。
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いつの間にか感情のスイッチが切れたままになってる自分に気づかされる。
閉塞した話だけど、とても希望のある話だと僕は思う。
願わくば十代の頃に読みたかった。
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リバーズ・エッジは決して岡崎作品の中で特別な位置づけではない。と個人的に思っている。後期作品は全てが同じ濃度で特別だから。それでもこうやってこの作品を何度も読み返してしまうのは何でなんだろうか。わがんね。(06/6/18)
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内臓に響く。食べ物を見ると、自分の肉を食べてる気がする−吐き気がする。そんな錯覚を思い出した。錯覚ではないんだけど。みんなみんないかれていた、ごくごく日常的に見えてしまうのは何故。
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何か実感が欲しくて、いつでも特別な何かを探していて、何かを手に入れて、そのうちそれにも飽きて。そういう繰り返し。自分の輪郭がうまく掴めない。そんな日常を描いたストーリー。彼女の本の中では、これが一番好きかもしれないです。
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そうだった、わたしは、昔、たしかに、こんな場所にいたんだった。 そして、いまでも、心の半分は、汚い虚しい切ない厳しい、こんな河の岸辺に立っているのだと、思う。
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名作です。岡崎京子さんの作品は大好きでけっこう読み漁っているのですが、これはまた格別です。なんか、グランジの匂いがする。
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10年以上前にかかれた漫画ですが…主人公達はむしろ今の高校生ではないかしら?「あほな日常と退屈な毎日」を送っている主人公とその周辺。でもその退屈な毎日は、最後の最後で、風船がはじけるように破綻します。「惨劇が突然起きる訳ではない そんなことがある訳がない」その言葉は当時のKanaには衝撃的すぎました。でも作者が描きたかったのはそこではないのでしょう。この物語を支配する臭いや空気感。「平坦な戦場で僕らが生き延びること。」若者にとっての時代の空虚感や、見出せない生の意味などを感じさせられます。軽いタッチなのに計算し尽くされた構成も圧倒的です。
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たぶん岡崎京子のなかでも一番有名な作品です。みんな病んでます。川沿いの高校で繰り広げられる殺伐×殺伐!みんなこれ読んでBADになりましょう。
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大学にてサブカルチャーの研究題材になるほどに、哲学的で奥深い作品。『死』と『性(生)』という概念に対して深く切り込みます。岡崎京子の最高傑作。