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二十歳くらいの男が感動するほどは感動しなかった。cutieの連載で読んでいたから?年齢が同じだったから?おもしろいと思うけど、私の感情は最高だとは告げていない。
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この作品を初めて読んだのは6年ほど前になるが、個人的な印象としては、中学生・高校生の時の時に感じたことのある感覚がよみがえって来るような感じだった。対話において、語彙も押し引きも距離のとり方も未熟なあの時期、言外での会話というものはかなり重要な位置を占めていて、それを共感してくれる相手を見つけるというのは至難であり、もし見つけることができたのならその相手との時間はその場ではなにげなくとも、成長した後生き抜くための糧になる。そして、その時期は凡庸で生活を送るためだけの場所というつまらない街並みの隙間に気持ちの良い空間を見つけることができる・・・とまぁ、そういった感覚をこの作品は読み終えた後に思い出させてくれる。だからといって特に詩的というわけでもなく、内容は刺激に飢えた学生の生活を描いているが、その描写と幼いながらも個を意識した主人公たちとの対比がその感覚を浮かび上がらせるのだ。ただ、この作家の特徴である、若年層特有の表面的な強さの描写と心情描写の際のある種の冷静さはいつものようにディフォルメされつつもバランスが絶妙だ。この視点はやはり得がたい
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この文庫で最初に配架されたのは、やっぱりこの漫画です。
こっそり秋味のビールを飲みながらティーンに読んでほしい一冊。
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この表紙じゃない方がリバーズエッジという気がします。
これ中学ん時、CUTIEかなんかで連載されてたんだよね。
その頃何故に読まなかったのだろー。当時読んでたら、多分今のあたしはいない気がします。
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本当は前の装丁だけど、画像が無いからこっちで。
この漫画について書こうと思えば、いくらでも書けるんだけど、簡潔にまとめるならば、オレはこの漫画のおかげで生きてます。多分出会ってなかったら死んでた。
世界はこんなもの、と教えられた。
オレは個人的に岡崎京子の最高傑作だと思う。(か、pinkか。。。)
「平坦な戦場で僕らが生き抜くこと」
生き抜けるかなぁ
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寒くなると読みたくなる。この本は手元にありますが、何だかニオイまでちょっと違う。異質。目を反らすか?たかがマンガだと読んでしまうか?ご自由に。
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95年という時代に生きた17歳のリアル。
この作品を読後、岡崎京子著作を見つけては買うという習性がつく。
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はじめて読んだのは確か中学生のときでした。今まで触れたことの無い種類の漫画に驚き、正にカルチャーショックでした。十年近く前に描かれたものなのに、まったく古さを感じさせないストーリー。岡崎京子にまだ出会ってない人は、衝撃を味わってみてください。
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代表作、なんでしょうか。
この本が出た頃、「援助交際」という単語は聞きませんでしたけど、この本を読んだときに「高校生が売春するのは現実にありそうだ」と思った記憶があります。
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ずしっときました。読んだ後無性にタバコが吸いたくなった。言わずと知れた名作ですが、この本のかっこ良さ、緻密さ、やりきれなさは伝えても伝えきれない。
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私も、ヨノナカも、ものごとの「リアル」を認知できなくなっていることに気付かせてくれた一冊。今から何年も前にこういうコトを描ける岡崎京子という才能にも、ただただ驚嘆するばかり。
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岡崎京子さんの描かれる話で初めて読んだ本です。親戚の姉の家においてあって、何気なく読んだのですが、その内容の斬新さに驚かされると共に、描写の素晴らしさに感動しました。それ以来ずっとファンです。
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この漫画は、漫画というよりは小説的であり、確かに絵があるという意味では漫画というよりはむしろ映画である。この作品が抱えている空気というのは高校生の、都会の、青春の持つ退屈さそのものであり、閉塞感はこの時代の持っていた空気―失われた10年と後に言われる90年代、そのものである。
いかにソーシャルメディアが発達しても、いや誰もが「つながり」を強く希求していることが明らかになってしまった今だからこそ、この作品が持つ閉塞感、焦燥感はさらに輝きを増している。
ラストシーンに向かう破滅、カットインしてくるコマ割り、セリフ、確かに少し陳腐で、明示しすぎている暗喩に失笑する向きもあろうが、それでもこの時のトウキョウだからこそ生み出せた、時代を代表しうる作品だと僕は思う。
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知っている人から異論は聞いたことがない。Edgeまで達しつつあった岡崎京子氏が描いた、生きてるのか死んでるのかわからないコドモタチ。一つの「そこにある結論」が彼らの運命を変えてゆく。
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乾いている生、リアルを感じさせてくれる死。無機質な都会っ子として育たなかったことは幸運なのかもしれない。