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紙の本
夢見る少女漫画家さんの家族って…
2002/02/20 02:15
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投稿者:emis - この投稿者のレビュー一覧を見る
田渕由美子さん…と言えば、私にとって小・中学校時代バリバリの超「乙女チック少女漫画家」さんの代表。
未だに20年以上昔の田渕さんのマンガの事を、友達と話題にする事すらある。だから少女漫画離れして久しくても「田渕さんのプライベート・マンガ」で、しかも「えっ! 中学生の子供がふたりもいるの?」という驚きとともに手に取らずにはいられなかった。考えてみれば私自身が30代半ばなのだから、田渕さんに中学生の子供がいても不思議は無いのね…。
そして、フワフワの髪をなびかせた足長のカッコイイ男の子と、痩せっぽちの女の子の恋物語を書き綴った少女漫画家さんの真の姿は。
オットはオットではなく「オットセイ」だし、チュー坊の息子はなんだかオタクっぽくて母を「おばさん」とか呼ぶし、娘はド派手だし、当の田渕さんは普通のオバさん(失礼)だった。現実なんてそんなもの? しかし「超乙女チック漫画」世代で、カッコイイ男の子との恋愛にひたすら憧れた私、拍子抜け。しっかり普通の感覚を持って、地に足を付けた逞しいお母さんだったんですね。絵柄は昔のまま、可愛らしくって繊細だけど、現実味のある家族物語に、20年来の「夢」が覚めた気がした。悪くは無いけど。
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