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紙の本
健が紡いだ未来
2002/07/30 17:37
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投稿者:コヤタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長く続いたこの作品も、本書で完結します。野田は昔の時代の過ちを、また再び繰り返そうとしていた自分に気づき、今度こそ主星を守ろうとする。また、夜子も悲しい記憶を思い出す。でも、思い出した夜子は、以前の自分のなにがいけなかったのかを自覚。今度は守られるのではなく守るのだと、うてなを登り、健や野田の元へ駆け付け・・。
悲しい過去の記憶。それに飲み込まれず、前向きに進んだことが、明るい未来への道だったのかもしれません。南一、北一、生まれ変わり、過去の記憶・・。やっと迎えた結末。健が紡いだ未来は、読者には嬉しいハッピーエンド。やっとスッキリしました。表題作のほかに、『ちょっと月まで』という短編(うてなには無関係の作品です)が同時収録されています。
紙の本
つむぐ未来
2002/06/29 09:35
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投稿者:ユウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
北一主星の真名をしった健は、野田の中の主星に命を狙われる。一方野田を心配してうてなに登る夜子は、前世の記憶を取り戻す…
野田、夜子、両方の目から前世を見、どちらの気持ちもわかるからどちらの失敗も責めることができなくて、つらいです。けれどその前世を知ることで、野田も夜子も、今度こそ、護るんだという強い気持ちを持つことができたようです。しかし肝心の主星が、愛を知らないふりをして、まだ真名を知られる事を恐れたまま健を殺そうとしています。主星はどうなってしまうのか、みんな無事にうてなを降りることができるのか、すべては健にかかっています。背中に羽のように伸びている、無数の未来の糸たちを、健はどう一本につむいでいくのか… ハッピーエンドなので、きっと読み終わったとき、なにか満たされたような、そんな気持ちになれると思います。
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