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友達から借りた本。世の中全体を変えるんだ!って勢いだった。少々疑問もあるが平和とか自然とかそういうのって大事な事だよね!
因みに、私の実家は彼の考案によるドーム型の家です。敢えて分類はアートで!
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世界をどう捉えて、その中でどう生きていくか、常に考え続けアイデアを提示し続けた人物の地球像、世界観に溢れた良書。
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現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ(Mマクルーハン)といわれるバックミンスター・フラー博士の著書はどれも難解だ。「宇宙船地球号」という響きは魅力的だ。フラー博士の著書の中でも比較的?読みやすい本だと思うのですが・・・。やはり難解ですね。
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ものごとを包括的に把握・・・【全体】を把握する能力こそが「知的能力」。【全体】とは【部分】の総体に非ず・・・「一般システム理論」。「専門バカ」への警告。
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まぁ、定番書なわけですが、やっと読みました。これが書かれたのは1963年。しかし、専門性への分化から全体性への回帰というこの本が主張するテーマは未だに不十分かつ進行しつつある重大テーマであると言えるのでしょう。当時は確かに、世界を見渡せる専門家と言えば建築家や設計者、都市プランナーだったかもしれません。はたして、今現在もそうであるのかどうか。
いろいろ悩まされます。今現在に限らずもうだいぶ前から新しい出来事は目に見えない世界で進行してきました。しかし、それを見せることに徹してきた建築家はやはり特別な存在なのかもしれません。あいかわらず人間自体は汎用性を持ったあまり変わらない動物という点ではこの本の輝きは未だ失われていないのでしょう・・・。
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現代のレオナルド・ダ・ヴィンチといわれる著者によるメッセージ。
20世紀初頭の世界大恐慌まで、全世界を海賊が支配していた、という説に驚きました。でも、考えたらありえるかも・・・。
新しい説も知れてとても面白かった。
eco girl必読の書です。
2008.march
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バックミンスター フラー最高!
宇宙船地球号という概念を生み出した偉大なおっさん。
なかなか難しい概念がたくさん出てくるけど、この本は比較的読みやすくて一般的にも面白いはず。
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多分中学時代の公民の教科書だったと記憶しているのだけど、その冒頭に「私たちは宇宙船地球号の乗組員なのです」的ことが書かれていて、子ども心に妙な胡散臭さを覚えたクチなのだけど、その元ネタ。
まあ誰しもこの「宇宙船地球号」という標語は聞いたことがあるはず。
肝心の発信者であるフラーという人は全く知らなかったのだけど、20世紀のダ・ヴィンチと称されるほどの技術者なのだそうだ。
あまりこの手の本に後出しジャンケンのように批評するのは我ながらどうかと思うのだけど、フラーもフラーで大風呂敷を広げているので気になった点をいくつか指摘したい。
この人は科学妄信的かつ人間妄信的で、あまりに理想が高いのだと思う。
何だかあまりついていけなかった。
21世紀になったけど、あなたが言うほど人類は成功していない。
また「完全に世界規模で国家主権を解体することが、全人類の高度な生活水準を実現する唯一の道」という断言には寒さすら感じた。
だけどこの批判はフラーの功績には当たらないのでその辺は理解してもらいたい。
それからシナジェティクスや富といった彼の概念には大いに考えさせられたので決して読んで無駄ではなかった。
この本の素晴らしいところは訳者自身が巻末でフラーを批判しているという点。
訳者もフラーに影響を受けつつもおかしなところにはしっかり言及しており、そのようなバランスも考えると一冊の書物としては及第点をあげられるとは思う。
ただ自分が子どもの頃に抱いた妙な胡散臭さを解消するには至らなかった。
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自分、恋人、家族、友人。
会社、業界、社会、日本。
アジア、世界、地球、宇宙…
どこまでを「自分」と感じるか?
自己と他者の境界線を何処に引くか。
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エンツォ・マーリのプロジェクトとパッションを読んでいたら名前が出て来て、そういえば読んだことなかったなと、手に取りました。
世界の捉え方はこんなのもあるのか。
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座右の書。個別の業績もさることながら、その情熱と信念。本編最後の一段落と「訳者あとがき」にある大学での講義のエピソードは何度読み返しても心が震えます。
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内容(「BOOK」データベースより)
20世紀を代表する技術家、バックミンスター・フラ-が遺した記念碑的著作の新訳。地球を一つの宇宙船と捉える彼の刺激的な発想は、人類が直面している全地球的問題の解決に示唆をあたえ、またエコロジー・ムーヴメントやインターネット的思考を生むきっかけにもなった。「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」(マーシャル・マクルーハン)といわれているフラーのメッセージは、私たちに発想の大転換を迫り、新たな思考回路の形成を強く促す。
Book Description
R. Buckminster Fuller's Operating Manual for Spaceship Earth, published in 1969, imagines our species as a crew, united by a shared fate, on a tiny spaceship traveling through infinity. It can be read even today as the most intelligent metaphor for thinking about humankind on this planet. Fuller accepted the challenge pre-sented by this metaphor, using his inventions and writings to contribute to the safe operations of Spaceship Earth. This title is an exact facsimile of the 1969 edition.
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
目次
第1章 ものごとを包括的にとらえる資質
第2章 専門分化の起源
第3章 包括的に働く自動機構
第4章 宇宙船地球号
第5章 一般システム理論
第6章 シナジー
第7章 総体の一部をなす機能
第8章 再生を続けるランドスケープ
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素晴らしい考え方なのだけれども、
そういう考え方は、結局はファストフードとかそういうものに帰着しちゃう。
グローバリゼーションとか、格差社会とか、諸々考えないといけないことの起源って、こういうところにあるんだと思う。
古典っていったら古典なんだろうけど、批判的に読む必要があると思う。
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専門家ではなく、ゼネラリストであれという事を前半では言っている気がする。後半は難解な個所が多く、言葉がすっと心に入ってこない部分が結構あった。また時期を見て、読み直してみようと思う。ただ彼が見ているであろう、あるべき世界の姿が実現するのは中々難しそうだ。
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1969年執筆
「宇宙船地球号はあまりにも見事にデザインされた発明なので、知られている限りで200万年もこの船の上にいるというのに、私たち人類は船に乗っていることに気づきさえしなかった。
宇宙船地球号に関してはとりわけ重要なことがある。それは取扱説明書がついていないということだ。
私たちのメインエンジン、つまり生命の再生プロセスは、風や潮汐や水の力、さらには直接太陽からやってくる放射エネルギーを通して、日々膨大に得られるエネルギー収入でのみ動かねばならない。」