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色鉛筆画のような細かいタッチの挿絵です。ジリアン・タイラーというイギリスの有名なイラストレーターさんが描いているそうです。1ページにワンシーンの挿絵がなされる絵本が多いですが、この本では複数シーンの挿絵が漫画のようにコマ分割して描かれています。
原作はイギリスの物語です。おばあちゃんが、マイケルとハンナを膝に抱き上げ、「かたつむりハウス」にまつわる冒険のお話をしてくれる、という設定です。語り手のおばあちゃんとミカエル、ハンナの会話でお話が進んでいきます。
外国のお話なので、マイケルは本の冒頭では愛称の「ミカエル」と呼ばれていたり、外国に馴染みのない子にとっては、少々読みづらい印象を受けます。
お話の内容は、マイケル、ハンナ、赤ちゃんの弟とおばあちゃんのうちの飼い猫・モンティがモデルになったと思われるお話です。ある日、からだが豆のように縮んでしまった三兄弟は、かたつむりハウスを見つけて、そこで暮らし始めます。かたつむりハウスでの「ぐらぐら大事件」「弟が消えた!事件」「おお!こわ事件」という3つの大きな事件が、物語を盛り上げます。
「ぐらぐら大事件」は、りんごがかたつむりめがけて転がってくる事件。
「弟が消えた!事件」は、弟がハイハイでどこかに行ってしまう事件。
「おお!こわ事件」は、ツグミがかたつむりを食べようと狙ってくる事件。
物語の最後、三兄弟がかたつむりさんにお礼を言うと、体が元の大きさに戻り、自宅へ帰ることができます。
文章は、ひらがな、カタカナ、漢字が使われていて、漢字にはふりがなが振られています。文章量は子供向けの読み物程度にたっぷりあるので、そこそこ読書慣れしていないと、一人での読破は大変かもしれません。
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おばあちゃんのお話
孫のミカエルとハンナを膝にのせおばあちゃんがお話をしてくれます
カタツムリの背中にあるカタツムリハウスのお話
登場人物は孫と同じ3人
物語の途中で、車のライトが近づいたり、電話がなる現実の描写が入るのが不思議なかんじ
挿し絵が細かくてお話とは別に楽しめます
読み聞かせ時間は11分位
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息子7歳7カ月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム ◯
その他
息子、何度も読んでいました。
自然が好きな子どもにオススメです。
おばあちゃんが、2人の孫に、おはなしをしてくれます。
自分がこどものころ、おばあちゃんにお話をしてもらうことって、あったかなあ。
無いなあ。