名画でみる聖書の世界 新約編 みんなのレビュー

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投稿者：ベリ太　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

中丸氏の「絵画で読む聖書」あわせて読むと一層面白い。
巧みな話術でそそられた興味を更に深めてくれるであろう。

構成は受胎告知に始まり十字架のイエス、
最後の審判と物語性を重視しながら、
それに関わる著名な名画を幅広く紹介していく。

版画家である著者はその物語性もさることながら、
そこで紹介されている絵画の特徴も
興味が分散しないよう過不足なく解説していくのは、
中丸氏とまた違った面白さである。

聖書の世界という題名ではあるが、
西洋絵画のよき手引書にも十二分になり得る。