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紙の本
未公開株式会社をも視野に入れた株式実務の解説書。複雑な株式実務を丁寧に,詳しく解説
2001/01/07 18:15
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東証マザーズやナスダックジャパンなど市場の新設によって,公開ブームが巻き起こっている。株式会社の本来の姿は公開会社である。しかし,株式会社のうちの大多数は未公開会社であるのが現状だ。にもかかわらず,未公開会社も公開会社と同様に「株式会社」としての法規制が適用されており,法規制と現実の経営が乖離している。
そうした現状の中,株式実務に関する書籍は公開会社を前提としたものが多いが,本書では,未公開会社までも視野に入れて会社法の知識と実務をそのまま使える書式例をあげて詳述している。複雑な株式実務について,必要最低限の会社法の知識と実務が理解できることを主眼としており,株式会社の特徴や公開について,経営の仕組み,株式事務,株主総会,会社の決済と利益配当,資金調達,合併,株式交換・移転,株式の償却,そして株式の公開,ストック
・オプション制度にまで及んでいる。株式についてわかりやすく,丁寧に解説した一冊である。
(C) ブッククレビュー社 2000
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