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紙の本
遠距離恋愛中のあなたに、特にオススメ。
2003/01/15 14:56
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投稿者:〜花巻温泉〜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「男性女性心理学」の専門家として、セミナー、雑誌、テレビ等で活躍する伊東明氏の著書です。
「彼に、なんで、突然こんなこと言われるのかさっぱり分からない」。
「彼女のご機嫌、なんで悪くなるの。 俺、なんか悪いこと言ったわけ」。
男と女の間のすれ違いの原因を、その会話における「誤訳」に求め、職場、恋人同士の例文(ダイアログ)に沿って、男性・女性心理を解説し、より良い理解、コミュニケーションへいたる方法を教えてくれます。
職場で、学校で「私、なんか、ういてる」、「どう自分を表現すれば、仲間に、部下に理解されるのか」というお悩みに役立つフィロソフィー満載ですが、特にオススメしたいのは…、「遠距離恋愛」中のあなたです。
「遠距離恋愛」中は、会うことままならず、頼りは電話やメール。でもそんな日々こそ、「誤訳」の危険度は1000パーセント。普通の恋人同士なら、会って、食事して、解ける「誤訳」も、遠恋中は、そう毎度というわけには行きません。
まずは本書で、「誤訳」のリスクを回避しましょう。
紙の本
なるほど“敵”はそんな風に受け取っていたのか…「何で分かってくれないの?!」と怒る前に読みたい
2001/01/07 09:59
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投稿者:ららこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あなたは女の子のこと、もっと勉強したほうがいいと思うよ」と言われフラレた事が発端で(?)心理学、それも男性・女性心理学という特異な分野研究への道を選んだ著者のエピソードには妙に共感できる部分がある。
誰しも相手の反応にムカッときたり、びっくりしたり、がっかりしたりした経験があるだろう。それは男性、女性ともにそれぞれ感じているのかも知れない。
豊富な会話例−[ダイアログ]、その分析−[男・女の言い分]、[男性・女性心理の翻訳ポイント]、[実践へのヒント]、そしてこう言えば二重丸、という[OKダイアログ]まで、男性側、女性側それぞれの立場から丁寧に分かりやすく解説してくれる。
各章がとても身近で、「そうそう、あるある、こういう事!」と思うものばかり。よくある事でも、漠然とすれ違いを感じてはいても歯痒さが残って消化出来ないでいた思いを、「なーるほど」と納得して飲み下す事が出来た。
それだけでなく、この本のいい所はすぐに実践に応用出来る点だ。日頃から私の話をまともに聞かず、ちょっと突っ込んだ質問をするとすぐに怒り出す夫。お互いに相手の事を思いながらもすぐ喧嘩になってしまうのだ。まずは私がこの本で学んだ会話方法でひそかにコントロールして行こうと思っている。でも本当は、夫にこそ読んで欲しいと思うのだが…。
しかし私達の父母の時代、祖父母の時代にはもっと男女の立場や役割がはっきりとしていて、それゆえ男女の考え方の違いや対応の違いも、理解はしていなくても常識として受け取られていたように思える。男女の“差”が色々な意味でボーダーレスになっている現代、異性に対してのアプローチの仕方が多様化した今の時代に、この本がバイブルになるのではないかと思う。
紙の本
すれ違いの会話の数多くのパターンから、相手の心を理解するための実践書
2000/12/19 14:39
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投稿者:成田毅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
話がかみ合わないことがままある。それは、特定の人物であることが多い。こいつは何を考えているんだろう? 恐らく、相手も同じ疑問をもっていることだろう。それが男女の間なら、なおさら事態は深刻だ。本書は、こうしたすれ違いの会話の数多くのパターンから、相手の心を理解するための実践書。ありふれた日常会話にみる双方のホンネがよく分かる。数少ない「男性・女性心理学」者による、人間関係見直しの本である。
(成田毅/フリーエディター)
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