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バトル・ロワイアルThe MOVIE完全攻略ガイドブック みんなのレビュー
- バトル・ロワイアル研究委員会 (編)
- 税込価格:1,430円(13pt)
- 出版社:角川書店
- 発行年月:2000.11
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紙の本
原作の「見え辛い所」を補完した一冊。ガイドブックとして優秀です。
2007/02/11 20:51
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いえぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
そのアナーキーかつ殺伐とした舞台設定で、社会的な物議をかもすまでの「事件」となった「バトル・ロワイアル」。公開されてから、もう大分経ちますが、作品が残したインパクトは、今なお強烈なものがあります。
しかしながら、バトル・ロワイアルには、その設定上、理解し辛い部分があるのは事実です。映画、小説、漫画を問わず、四十人からの男女が乱戦を繰り広げるわけですから、どうしても、各キャラの取り扱いは断片的になってしまいますし、設定を掘り下げていくのにも難しい面が出てきてしまうのです。そうした関係上、本書のように、背景や人物の背景、関連性がはっきりとする本は、非常に嬉しいものがあります。
この本は、ガイドブックとしての役割の他に、作品のハイライトを活写したビジュアルブックにも、主役たちへのインタビューブックにもなっている上、設定資料集としての役割も果たしています。巻末には、映画版の台本も掲載されています。タイトル通り、「完全攻略」のサブタイトルは、伊達ではありません。
また、本書には、原作者の高見氏のインタビューや、深作健太氏のインタビューも記載されています。彗星のように出版界に登場した高見氏の前歴や、作品の基本コンセプト、健太氏の若々しい意気込みなどを知ることが出来る上、(健太氏が監督することになった)続編に向けての「接続詞」としての楽しみ方も出来ます。
「流行だから読んで見たけど(見て見たけど)、何だかわかり辛かったなあ」とバトル・ロワイアルに感想を抱いている人にこそ読んで欲しい一冊です。
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