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韓国は日本を見習え 滞日三年、韓国エリート官僚の直言 みんなのレビュー
- 李 銅【フン】 (著)
- 税込価格:1,362円(12pt)
- 出版社:文芸春秋
- 発行年月:2000.11
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紙の本
お笑い文化比較論?
2001/01/19 14:07
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:中宮崇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある調査によると韓国人が最も嫌う外国人は、日本人だそうだ。その原因の多くが、子供のころからの「日本人は野蛮人」という教育にあることは間違いなかろう。
その一方で、韓国のテレビや歌などといった文化の多くが、日本のパクリであることも有名である。
しかしながら、海外情報、特に日本からの情報の流入を厳しく制限している韓国においては、そのことに気づいている人間はそれほど多くはない。
日本に研究員として赴任してきた著者は、日本人蔑視で凝り固まっている韓国人が実は、日本文化の恩恵を多く受けているのだという事実に気づき、唖然とする。そしてさらに、韓国人が日本人に見習うべき点を数多く発見する。
ところが、いったん自国民のあらが見えてきてしまうと、次々といやなところが目に付いてしまうらしい。韓国の過剰な袖の下文化や行き過ぎた個人主義を批判するのはわかるとしても、「単語を分かち書きする韓国と違い、日本語はカンマをつかう。これにより日本人は紙の使用量を25%も節約しているのだ」とまできては、いささか苦笑せざるを得ない。
韓国人にとっては、自分たちの文化を見直すための書なのであろうが、われわれにとっては、外国人から日本を見るとこういう面白い見方ができるのかということが堪能できる珍書と言える。
(中宮崇/海坊主)
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