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動物も植物も『匂い』によって行動が支配されている!?どのページもどの文も全部興味深い。『なんか嫌な感じ』とか『何故か惹かれる』っていう「なんか」や「何故か」を解き明かす一冊。
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ちょっと煽ってる感じもあるけれど、第六感を嗅覚に求めるというのは新鮮かつ説得力がありました。翻訳がうまい!
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嗅覚を知らず知らずのうちに使って得ている情報を頼りに
判別していることは日常でたくさんあります。
「アフリカの白い呪術師」を何年も前に買って、今回は古本屋でこれを偶然手にしました。私の嗅覚が働いたのですね。
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友達に借りた。サイエンス系は苦手だから本屋でも寄りつかないけれど、こんなに面白くて読みやすい本があったんだ!と目からウロコ
いうなればscience sociologyってかんじか?
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·健やかな人とは、自分の匂いを「しっかり繋ぎとめている」人のことだ。逆に自分の匂いを完全に失ってしまうことは死に繋がりかねない
·求愛行動や原初的情動をつかさどる脳と連絡
·「悪いヴァイブレーション、もやもやした好感、直感的な嫌悪感、抵抗できない魅力」と呼ぶようなものすべてとつながる入力源
·特定の匂いに対する知覚能力を必要に応じて切っておく(略)この能力は私達の知性を向上させることになった
·匂いは視覚像や音声よりも確実に人の心の琴線に触れる
·テミアル族は個人の匂いを生命の力と同一視しており、他者の匂いの領域を侵すことがないよう最新の注意を払う。「匂いの魂」を乱すことが病気の原因であると考えられている
·匂いに関するわれわれの記憶はシンプルで、直接的で、無意識的な「原始的」とさえ言えるもの