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電子書籍
現実世界は厳しい
2022/05/14 18:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オクテット - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になって初めて読んだが、童話がこんなにまで非現実的だったことに驚いた。でも私たちの周りで起きていることが写し出されていて感慨深かった。
ピーターパンはなぜウェンディの家に行くことを拒んだのだろう?ウェンディの両親に愛情を注いでもらえば、お母さんの本当の愛情を得られたのになぜなのだろう?
その後も、ピーターパンのお母さん代わりになれるのは小さな少女たちばかり。大人の女性はピーターパンのお母さんになれない。
ピーターパンにはお母さんの本当の愛情は必要ないのかもしれない。もしお母さんの本当の愛情に包まれたら、ピーターパンは大人になってしまうから。
大人に成長する道は大変だ。ウェンディの家に来て通学するようになった子の一人は、すぐに後悔していたほどだから。
子どもの世界は一つ一つのものが新鮮でキラキラしている。世界は未知でワクワクすることだらけ。ピーターパンはそういう子どもの世界に留まることを選んだ。
でも、それは物事を知らないままでいることと同じ。大人になることは、世界のことを一つ一つ知っていき、自分の身のまわりのことを自分で世話していくこと。そうすることで生きることが如何に大変かを知っていく。自分の世話が出来るようになったら、他の人のお世話をしていく。それは自分の子どもや親、仕事の仲間や後輩など。大変だけれどその中に喜びがある。大人になることは茨の道を進むことかもしれない。
ピーターパンはネバーランドでは強いかもしれないけれど、本当はいつまでも小さなお母さんが必要な弱い男の子。ネバーランドでは生きられるけれど、現実の世界では生きられない。現実の世界では自分が無力だと気づいてしまうから、怖かったのかもしれない。
逆に言うと、お母さんの本当の愛情を得た子どもは大人にならざるをえない。いつまでもネバーランドにいたのでは飽きてしまう。しっかり地に足を着けて、自分の家庭を築きたいと願う。自分が現実の世界で、どこまでできるのか試したい気持ちがある。自分が無力でも、それに気づいたら力を身に付けていけばいいと考える。お母さんの本当の愛情がいつも力を与えてくれるから、無力な自分に気づいても立ち向かっていける。
ピーターパンが現実世界を拒んだもう一つの理由は、ネバーランドであまりにも強くて無敵だったから、そこから離れることが惜しくなったこともあるだろう。
この本を読んで、ネバーランドを去り現実の世界に踏み込むには、お母さんの本当の愛情と勇気が必要だと感じた。また、現実にもピーターパンのように子どものままでいることを選ぶ人が、どのような心境なのかピーターパンを通じて少し理解した。
紙の本
永遠の子供
2002/05/28 01:13
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投稿者:ルルド - この投稿者のレビュー一覧を見る
私もネバーランドに行きたい!と子供の頃いつも思っていた。
永遠に無邪気な子供のままでいれたらどんなに楽しいか。
そんな夢がいっぱいつまった永遠の名作。
ウェンディは、ずっと夢見ていたピーターパンの世界に行けたのに結局は、大人になることを決意する。
そんな結末は現実的だけど、大人になってもこの本を読めばいつでもネバーランドに行ける!
紙の本
憧れのネバーランド
2023/02/11 20:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
憧れのネバーランドだけど、
ウェンディはピーターパンの世界を離れて結局大人になることを決める。
いつまでも子どもでいたいけれど、やっぱり大人になる。
紙の本
夢の国
2016/12/31 19:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:手紙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何時までも、子供のままでいたい。そんなにピーターパンは、フック船長率いる海賊建ちとの
楽しく愉快な日々を過ごしています。
そこへ、ウェンディーズ3姉弟が、やって来ます。