紙の本
こんな町に住んでみたい・・・。
2006/04/19 17:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みどり - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻から3巻まで読み終わった後に、上質の映画を見たような
深い感動が心に残ります。最終話の終わりに劇終という言葉で
締めているのですが、すごくしっくりきます。
何がいいどこがいいって言葉ではうまく説明できないのですが、
読み終わった後、しばらくは花男の各場面が鮮明に思い出されて、ほんわかした幸せな気持ちにひたれました。
花男は、すべての男の人の憧れなんじゃないかって思うほど
かっこよくて、その生活は本当に羨ましいです。こんなに温かい町に住めて、心のきれいな人たちに囲まれて暮らしてみたい…
って思います。もちろん、花男が一番純粋で美しいのですが。
決して妥協せず、打算もせず、ただひたすら子供の頃からの
夢に突っ走れる…そして、人と自分を比較したりせず、
自分が持っている長所を伸ばし、結果的に夢をつかむ…。
言葉で表現すると、こんなありきたりな文章になってしましますが、読むともっと素晴らしい感動が迫ってきます。
電子書籍
ダメ父と大人びた息子
2017/07/18 19:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ダメ父と大人びた息子。
「じゃりン子チエ」っぽいパターンです。
こちらに出てくる父親は愛すべき野球バカです。
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エンディングに向かう前の、本筋とは関係ない1シーンとかが良かった。雑誌での連載をリアルタイムで読んでいて、毎週すごく楽しみだった覚えがあります。
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野球モノとも言えず、家族モノでも言葉が足りない、いっそファンタジーと言った方が適しているかもしれない作品。
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父という存在を受け入れるためには、自分が息子であることを受け入れるということ。茂男とハナオのハートウォーミングストーリー。
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これは泣けます。不器用な親子の不器用な親子愛のかたち。松本大洋作品で一番好きです。この作家は、独特な絵柄に構図とそちらに気を取られがちですが、私は一級のストーリーテラーだと確信しています。
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文句なくおもろい。
そして熱く、温かく、なんだかきつく縛られた心が解けてゆくような読後感でした。
花男ばんざい!
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松本大洋の作品です。仕事もせず野球ばかりしている花男と、そんな父が嫌いな茂雄。別々に暮らしていた二人が夏休みを一緒に暮らすことになります。
松本大洋の作品の中で僕はこの作品が一番好きだ。前半にちりばめられた数々の破片。物語はゆっくり進行する。それが終盤になるにつれ、スピードを増し、形になっていくところはさすがだと思います。
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こういうのって、憧れます。親子だけの関係とかじゃなくて、色々な面で。茂男が打ち解けていくテンポ感が心地良いです。
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1-3巻までです。松本大洋は難しく捉えられがちですが、これか「ピンポン」がわかりやすいと言うか、誰でも楽しめる作品だと。たまにいいこと言います。
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彼のマンガは実はテーマがとてもシンプルで普遍的です。
ピンポンといい、この作品といい、少年ジャンプに掲載されてもおかしくないと思います。
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野球バカの花男と、秀才ハードボイルド少年茂雄。
ふたりのやりとりがとても小気味よく面白い。理論武装の茂雄だけど、気がつくといつもむちゃくちゃな花男のペースに巻き込まれている。それがとってもほほえましい。
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尊敬する友人が就職祝いにとくれた本。
この本にいる架空の主人公の言動から、リアル社会にいる自分の生き方の方が嘘くさいのではと考えさせられる。
絵も好き。。
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何処の家でもお父さんって少し不思議なところが有ると思うけれど、ここんちのお父さんは群を抜いて不思議。
このお父さん変・・・。
だったのに最後にはこのお父さんすっげぇ!!に変わって行く。
お父さんの真実を知りたくば読むべし。
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冷めた息子と熱い父というのは割とありふれた組み合わせではありますが、ディテールの凝り具合が半端ではないです。