投稿元:
レビューを見る
いしいさんの作品にであった本。。
凄く優しくでもちょっと痛い物語。読み終えたときは感動とあったかい気持ちでいっぱいでした
投稿元:
レビューを見る
いしいしんじさん。
この本は、小学生だったときの私の脳にもバッチリインプットされていた本なのです。実は。
投稿元:
レビューを見る
大好きな本です。
おねえちゃんのために作り話を作って、それをおねえちゃんに読んで、おねえちゃんが笑ってくれるのが嬉しいと弟が言うところがすき。かわいい。
あと、弟の作った作り話。
かわいいお話。でも切ない。
投稿元:
レビューを見る
「物語作家」いしいしんじの作品のなかで、1番好きな作品。
ぶらんこが上手で、うまく指を鳴らす男の子。声が出せず、動物と話のできる偏屈もの。作り話が得意で悪ふざけの天才。だけどもうここにはいない。
そんな弟をもった「私」が語り手。
とにかく全体に不思議なあたたかさがある。
作中に出てくる、弟の考えた様々な作り話が秀逸。
でも、それと同時に弟の心の中にある苦痛、歪み、息苦しさみたいなのが伝わってくる。
彼が一人ぶらんこに乗って思ったことはなんだったのか。
きれいでやさしくて、そしてちょっと悲しい物語です。
投稿元:
レビューを見る
仲のよい姉弟と、その家族に起こる、ちょっと不思議でちょっと悲しくてちょっとあったかいお話。初めていしいしんじさんを読みました。大人のファンタジーって感じで好きです。しかも、家族もの!ちょっと泣けます。血のつながりって、すごいな。あったかいな。大事だなーって思えました。(アホ友に借りた本)
投稿元:
レビューを見る
序盤は淡々と読み進めていけて、なんだか不思議な物語だなーって思っていたらラストで泣かされた。ふたご座のプラネタリウムのほうが泣けた
投稿元:
レビューを見る
荒井良二の表紙にひかれてはじめて読んだ、いしいしんじの作品。
ゾッとするようで、でも人間の温かさや家族の大切さに改めて感動させられました。
彼の書く物語は悲しい。けれども読み終わった時、辛い感情はなぜかあまり残らないのです。
姉である「わたし」と天才の「弟」。「わたし」の一人称で語られていく、残酷で、やさしい物語。
悲と幸の間をぶらんこのように行き来する、ずっと覚えておきたいおはなしです。
投稿元:
レビューを見る
Here and there.
It's near but far.
The boy talks with animals and know wonders of nature, then he's gone from here...
I'm so so so touched.
投稿元:
レビューを見る
いしいしんじは特異な作家だ。独自の世界観を持っていて、一見、「ファンタジー」「おとなの童話」等と見られるけど、やはりそれでは無理があるように思う。どの作品にも「生」と「死」が語られ、それらはいつも隣り合っている。この「ぶらんこ乗り」にも、とても大切な人の、あっけない死が描かれている。でも、この作者は「生きること」に対して、とてもマジメで前向きだ。そしていつも「他者との関わり」について模索しているようにみえる。時にそれがとても「痛々しい」。そしてある時は、ホッと安堵する。この「ぶらんこ乗り」にしても、姉弟の関係、親子(祖父母を含む)の関係、そして「指の音」と街の人との関係。。。様々な関わりが展開する。この物語では、姉が年齢を重ねることによって、それらがとても「やさしい目」で語られることになる。
投稿元:
レビューを見る
いしいしんじ導入のきっかけ。
読み終わったときに
何故か散歩に行きたくなる。
いしいしんじ作品で
一番好き。
投稿元:
レビューを見る
姉と寂しい弟のお話。話自体も好きだが、話のあいまあいまに入っている弟の書いた短い物語に心を打たれる。幼いのに怖さがあるんだよ!しかもそれは作者が幼稚園の時に書いたものだとしって驚愕。神です。
投稿元:
レビューを見る
病気で声を出さなくなった天才少年の弟とその姉、家族のお話。木の上のブランコに乗って夜な夜な動物たちの会話を物語にする弟の姿が目に浮かびます。悲しくて優しい不思議なお話です。
「指の音」の伝言メモが印象的。
投稿元:
レビューを見る
文庫で読みました。とても味わい深い作品だと思う。切なく優しいイメージ。いちいちぶわ〜っとくる。読み進めるにつれて心が洗われていくような。
投稿元:
レビューを見る
ぶらんこをこいでいると、とてつもなく高く自分の体が跳ね上がっていくことにどきどきする。
振れ幅がどんどん増して、両端の点で止まる一瞬が長くなる。
私が呼吸をしなおすのを待って。
ふたたび空が遠退く。
空気に放り出されて私は世界でひとり、自由になる。
投稿元:
レビューを見る
表情や香り、空気までもやさしく染み渡ってくる一冊。
無邪気さと残酷さはいつだって隣あわせだと思う。