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読みました。いしいしんじ。文庫ですが。カバーから興味があったのですが、友達がいいよ〜ってゆってたので読んでみました。
最後ないたなぁ…両親からのはがきが。
弟が、ほんとに天使のようで、でもやっぱり人間で・・・・
あんな弟いたら楽しいのかもしれない。でもわからないなぁ。
ああいうふうないわゆる「天才」は1人孤独って感じがするものなのかしら…
この人の本、もっと読みたいな。
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ほんまに読みきってしまうんが惜しくて三日ほど放置プレイしてた本です。恋愛でもサスペンスでもホラーでも何でもないただの家族のお話。ほんまの優しさがこんなにも辛いなんて思わんかった。
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文庫の表紙が可愛い。
話はとっても素敵。でも、半分だけ毛の抜けた犬って気持ち悪くないですか?弟君は素敵。ブランコ乗りの話はとても好き。ただ、平仮名が多くて若干読みづらかった。
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不意打ちだった。突然かわいい男の子が現れて何も言わず抱きしめられ、そのまま去って行った夢を見たような、そんな衝撃。
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初めて、ぶらんこのりを読んだとき、自分が何に反応しているのかわからないくらいだあだあと泣いた。かなしいわけではないのに。おそろしくなるくらいないた。
その後しばらくして、文藝の特集でいしいしんじの顔をみた。
やっぱり、って思う。
ふつうの優しいおじさんの顔をしているけれど、でもなんかやっぱりただならぬものを感じる顔。白っぽい無邪気さというか、少し怖い底のなさ、みたいなもの。
こういう物語を書ける人って、普段の生活がとても苦しくはならないのだろうか。なにもかもがざわざわとやかましいだけには聞こえてこないのかと思う。こんな透明な世界がじぶんのせかいだとしたら。
けれどあの顔をみてなんとなくだけどそんなことはないような気がした。人にはそれぞれの受け止め方というのがある。
わたしにはびっくりするぐらい純粋だったんだろう。だからあんなになみだがでたのかな、とも今では思う。
「わたしたちはずっと手をつないでいることはできませんのね」
「ぶらんこのりだからな」
「ずっとゆれているのがうんめいさ。けどどうだい、すこしでもこうして」
「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなことだとおもうんだよ」
おとぎばなし。
今は信じている。これからはわからない。けど信じていられる大人になれたらいいなと思っている。
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出会ってしまいました。いしいしんじさん。こんなお話しを作れるのだから、素敵な人に違いない。ひらがなが多いところが、すごく雰囲気をだしているけど、人によっては読みづらいかな。児童書好きな人にはお勧め。
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そこは日本でもなく、地球でもないかもしれない。
本を読んですごく遠くに行った気分。
これから先、この本を何度読み返すことになるでしょうか。大好きな1冊。
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絵本のようで、痛くてシュールで
心が痛くなって
でも、好きだなぁって思える
最後は悲しかった
弟の話はちくちくして、暖かい涙を流す感じ
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二人のきょうだいが送る日常は、「日常」であるはずなのにどこかおそろしい。でもすごくドキドキして、切ない。
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途中ちょっと飽きましたが、最後の方すっごいです。最後の方は読みながらずっと泣きじゃくってました。とてもあたたかいお話です。
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「わたしたちはずっと手をにぎっていることはできませんのね」
「ぶらんこのりだからな」
「ずっとゆれているのがうんめいさ。けどどうだい、すこしだけでもこうして」
「おたがいにいのちがけで手をつなげるのは、ほかでもない、すてきなこととおもうんだよ」
真っ暗な部屋の中で灯篭を眺めているような、不思議な手触りの小説だった。
手を握って、また離れる。そしてまた、同じ引力で引き合って触れる。
真夜中の底で耳を研ぎ澄ましたときの、しんとした空気を思い出した。
閉ざされているのに開放されてる、純度と濃度がぐんと増す、非現実と現実が一瞬だけ重なり合う真夜中の独特の世界。
ひとが昔から繰り返し続けている些細な営みが染み込むようにいとおしい。
そういうことをすくい取るように描いた童話のような物語です。
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私は文庫で読んだんです。文庫の装丁はクレヨンを重ね塗りしてひっかいたような色の絵でした。
何かが壊れて、治っていくけど元どうりにはならない、でもそれでいい、みたいな感じがしました。とてもすきです。
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うーん。作者のいしいしんじさんもこの作品もすごく評価が高くて好きな人がたくさんいるのは知っているけど、でもどうしてもその魅力が分からない私。分かりたくて何度も読んだんだけど、物語の世界に入っていけない。この残念さは、学生時代に「ポンヌフの恋人」がすごくいいよと言われて、何度もビデオを見たんだけどそのたびに寝てしまった悔しさに似ている。
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思い出せば思い出すほど、上手く何かを言えなくなります。指の音のおなかを、本当に自分も眺めたようなきもちになった。すごくすきです。
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2005年11月読了。
ふわふわ、とか、きらきら、という言葉が似合うお話だと思いました。
星三つなのは、自分の読解力が足りなかったからかな。
読み進めることに必死で、お話に入り込めなかった。
是非もう一度読みたい作品です。