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2年くらい前からコンビニなんかで売り始めたので
何となく興味があって読み始めた漫画。
初見の印象は、一言で表すと「地味」。
少し前の『将太の寿司』や『中華一番』(両方とも第一期)のような
店と客の日常のやり取りを描いている作品なので、
そんなに盛り上がりも無く、ただ淡々と作品が流れていく印象。
ところが、ハマってくるとそこが「味」になってくる。
江戸前の職人の意地。漢気ある若者たちの奮闘。誠実さや真心の大切さ。
そんな内容を照れも皮肉も無く真っ直ぐに書き綴るところが、
ある意味この作者のセンスの良さであり凄さだと感じる。
「人から疎まれる真面目さも、極めれば尊敬の対象となる」ということを
作中で登場キャラに語らせているが、なるほどそれはこの本にも言える。
魚や寿司の知識を学べて、職人たちの心意気を知ることができて、
そして何より寿司を食いたくなる。
子どもにはなかなか分からない、大人向けの良作です。
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この主人公の仕事に対する姿勢、人への接し方、謙虚さなどを見ていると、コンサルタントとして目指すべき姿ってこんな感じなのかも?って思えます。主人公が自分と同じくらいの年齢だからかも知れません。あと、魚や寿司に関するうんちくが多いこともGOOD!
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勉強になる漫画。
・鯛が結婚式で使われる本当の理由
・江戸前のアナゴ寿司の出し方
・上りガツオ下りガツオ
・コウイカとアオリイカの違い
などなど。
寿司屋の話なので魚のネタもつきてしまうのではないかと思いつつ、90巻近く続いているこの漫画。
読んでいて勉強になるのであきません。
主人公の旬が若さゆえ?にお客さんに対して出しゃばりすぎてしまうのがたまにきず。
旬の成長も見守りたい。
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まだまだ成長途中の柳葉旬が、持ち前のひらめきを発揮するのがすごかった。ダメにしてしまった煮きりしょうゆを老舗蕎麦店の返しを使ったり、マグロのヅケをヒントにアナゴの握りを完成させるなんて。すごすぎます。