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以前TVドラマになった本ですね。
(アタシはTVは見てないのですが。。。)
確か、去年旅行に行くときの飛行機の中で読んだ本だったかな。
アタシは主人公の麻也子には共感を持つような作品ではなかったけど、林真理子さんの本をもっと読んでみようかな~と思うような本でした♪
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今頃の若い主婦ってこんなものでしょうか?
素晴らしい結婚のゴールなんて絶対にないんだよね・・・・。
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友達が読んで面白かった、というのを思い出して読んでみた本。
なんとなくテレビでやっていた内容は知っていたんだけど、ああ、そうそう、こんな話だったっけ?と言う感じ。
でもなんとなく・・・麻也子の気持ちがわかってしまう私はだめ?
バブル時代を生きた、女子大生たちがオトナになったころの話なんだけども。
何を隠そう、バブルがはじけたあとにワタシは、18になり、不景気真っ只中。
そんな世代だけどもあたしは、バブル時代の女性と同じような生活を一時期送ったからこそ、その気持ちがわかるのかも。
そして倦怠感漂うその夫婦間のやり取りなんかも、結婚したこともないあたしが、あぁ、そうそう、なんて共感できちゃう
結局は刺激がないと、女はふけちゃうし、楽しくないのよね。
女性ホルモンバシバシ鍛えられる一冊かもしれません。
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激しく強いものが麻也子を襲い、ひとときどこかへ連れ去ってくれたら、この問いはしばらく鳴りをひそめるかもしれない。
私って本当はついてない人間なんじゃないだろうか。 37
夫を好きじゃなくなったら、誰かを好きにならずにはいられないじゃないの。女って、そういうものでしょう。 79
麻也子は性の快楽を求めているわけではない。夫以外の男から渇仰され、求められたという事実だけで、あとの残りの日々を機嫌良く暮らせるような気がする。 82
受話器を通す声に、ありったけの知恵をこめた。全くこんな楽しい頭の使い方は久しぶりだ。 84
抱負ということは希望ということであろう。希望は秘密と同義語だということを、この女は知らないのだろうか。秘密を皆に披露する者などいるはずがないではないか。 103
当然のことのように男がつかむ伝票というのは、ひとつの幸福の形である。誠意や優しさなどというよりももっと強いかたちだ。 124
女のコという語感は麻也子の耳に心地良く響く。 125
麻也子は男が自分とだけ「悪さ」をしてほしいのだ。二番目、三番目の「悪さ」をされるのは、麻也子の矜恃が許さない。男の貞操など要求しない代わりに、初めての罪の意識は、自分との関係によって芽生えて欲しい。つまり麻也子は純情な不倫をしたいのであるが、これは大層難しいものだということはすぐにわかる。 157
麻也子のさまざまな言葉は、空中に放たれることなく、体に戻ることが多くなっていく。それは発酵して、ぶくぶくと嫌なにおいの泡をたてているようだ。 177
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連ドラだった、あの話。
どろどろ。
なんだか満足感がない。
ラストも微妙。
結婚生活、不倫、熱愛、離婚。
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まずは映画を見て、世界観が好きで原作を読みました。
もともと林真理子さんは好きな作家さんなんですけど。
女ってね、そうなのよね。
よくばりな生き物なのよね。
って実感させられる作品です。
でももっとうまくたちまわってもいいのではないかと。
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ヒロイン麻也子と周りの登場人物が、少し前の自分を見ているようで心が痛くなる。。
男性をステータスで見るところとか、自分勝手なところとか。自分のエゴから身近にある幸せやチャンスを逃していくところとか。
『私だけがすごく損をしているらしい』
『内部の空虚さや空しさ』『二度結婚して分かったけど、男の人ってそんなに違わないものね。』
心から相手を互いに愛していない恋って、空虚な関係でしかない。
そこからいかに脱するか。勇気を持って、抜け出さないと。
他力本願ではなく、自分の人生は自分で切り拓かなくてはね。
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主人公の気持ちがよく分かる。女の人って恋愛至上主義の人いるからなぁって思う、それはいくつになっても変わらないきがした。
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ドラマ化 映画化された作品。
林真理子の小説はハッピーエンドでないことが多い。
そして必ず不倫が入る。
今回もその要素はばっちり
ドロドロしてて嫌われそうなものだが
人気があるのは本当は誰もが
そんな欲望を秘めているからかもしれない。
特に旦那に不満もないけれど、してしまった不倫。
さらに不倫に満足できずあらたな恋人をみつけ離婚。
恋人と結婚するものの満足できない。
彼女はいつも『楽しいこと』を求めているがその先にはいつもなにもない。
欲望はときにその人自身をも食いつくしてしまう。
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林真理子さんの本はたくさん読んだと思うけど読み終わって思うのは、あまり好みではないかな、と。読んでる間は夢中なんだけど。
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麻也子は、夫との退屈な生活から不倫をしてみたいと思い、その相手に昔不倫をしていた男を選んだ。その後、秘書をしていた会長にチケットを渡すように頼まれた親戚の男性も恋に落ちる。そして、その男と結婚するために、夫に離婚を切り出す。
最後は、その男と結婚できたが、結局昔の不倫相手ともまた不倫を繰り返し、子供が欲しくなって、夫と血液型がおなじことから、どちらの子供でもいいから子供が欲しいと思うようになる。
不倫の繰り返しで遊びで不倫をしたら抜け出せなくなって離婚までしてしまった。でも、
「私二回結婚してやっとわかった。男の人ってそんなに違わないもんだって。」といっている。
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学生の私が「不倫小説の最高傑作」、なんて書いてある腰巻の本を読んでいいのだろうか、と迷いつつ買った本。
主人公の水越麻也子は32歳の女盛り(と、本人は思っているらしい)。それなのに夫の航一が麻也子を女として扱ってくれないのが不満だ。今の生活を手放す気はないが、不倫でもしてみたらこの気持ちも満たされるかもしれない、と思った麻也子は、不倫相手探して男を吟味し始める。女の深層心理に潜む打算的な思惑を前面に押し出しながら、あっけらかんと描いている。それにしてもなんてバブリーな交際なのかしら…。
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旦那を裏切って不倫しても満足できず、新しい恋人を作って離婚しても満足できず。飢えるって悲しいことだ。注いでも注いでも満ちない器のよう。でもきっと、誰もがそんな欲望を秘めている、だから、わたしもこの作品を嫌いになれない。
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官能小説のような本である。32才の結婚している女が、自分の夫に満足できず自ら不倫相手を見つけ決行する。そして、どんどんのめり込み若い独身男性と恋に落ち離婚してしまう。しかし、結局は同じ虚しさが残るだけだった。
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自分はこんな女にはなりたくない、そう思う一冊。
自分ばかりがソンをしている、そんなことは絶対にない。