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紙の本

製造業のあり方について考えさせられる本

2001/09/12 20:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:好川 哲人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 EMSとは、Electronics Manufacturing Serviceのことで、日本語で言えば、製造アウトソーシングである。工場を持っていて、製品を持たない企業が、製造だけを引き受けるビジネスの形態である。ある意味では、トラックや倉庫というアセットを持っている企業が物流を引き受けるのに似ている。本書で紹介されているように、EMS企業は凄い勢いで増えてきており、日本を始めとする世界中の大手の製造業がどんどん、自社工場をEMS企業に売却し、ファブレス戦略をとり始めている。また、製造アウトソーシングからスタートした企業が、最近の情報技術の発展する中での競争戦略として、サプライチェーン全体を提供するような事業を始めているといった最近の動向についても詳しく説明されている。

 本書は製造業のあり方について考えさせられる本である。本書でも議論されている点であるが、最近のアウトソーシングは明らかに自社の従業員にはナレッジワークをさせるという目的で導入されているケースが多い。しかし、製造業についていえば、製造を切り離した研究開発、企画が可能になるのかという疑問が頭に浮かぶ。本書で紹介されているように、EMSは製造業でのナレッジを生かして、だんだん、上流工程に進出してきている。しかし、その行き着く先はメーカーである。そのように考えていくと、企業のあり方の問題になってくる。

 EMSを最も必要とするユーザはベンチャー企業であるので、モノを提供するベンチャー企業の経営者には一読をお薦めするが、上のような問題意識で、製造業、特に中小の製造業の経営者の方にぜひ、読んで欲しい1冊である。

(技術士好川哲人の「eマネジメントの本質」第6回 アウトソーシング戦略 より)

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