紙の本
主人公の身辺整理の回?
2023/06/22 21:02
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投稿者:淡夢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレ注意
これまで上の命令を忠実にこなしてきた主人公、相良の心境に陰りが落ちる。
何が正しくて何が正しくないのかを口にはせず問い詰めてくるような気がした。
最期に、この巻ってヒロインのほうが主人公してね?
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シリーズ長編4作目下巻、通算9冊目。
ヒロインが主人公にとって、なぜ「特別」なのか。その理由を恋愛描写によってではなく、事件と行動の連続から浮き上がらせるという見せ方は、ミリタリーアクションの中に学園ラブコメを混ぜた本作の特徴がよく現れている。
また、そうした事件を通じて、上巻で直面した個人的問題をどう解決していくかのヒントを主人公が発見していく。ここも、心理描写は比較的抑えられている
全体によく構成の練られた秀作。
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宗介、覚醒・・・!(つーかアーバレストが) 主人公ったらこうで無くちゃあいけない!あんなに苦戦したヴェノムをこうもあっけなく!かなめフラグ立ちっぱなしでテッサたんがあまりに哀れなわけですが、この主人公ならまあこうなっちゃうよなあ。階級の縛りは厳しいか。フルメタ史上最燃えです。面白かった。
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いつか来る。そうこれはいつか来るべき日だった。かなめの護衛任務からの開放。
宗介は苦渋の選択をさせながら、そうせざるを得なかった。そして、一人残されたかなめは.....。
最後はあまりの宗介の無敵ぶりに思わず、苦笑しました。でも、今回はかなり胸にきました。
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ASを扱うSRT(特別対応班)の後任班長として着任したクルゾー中尉に、宗介はAS戦闘で完敗した。宗介専用最新機<アーバレスト>を上手く使いこなせず、東京に残したかなめのことばかり頭をよぎる…。
かなめは宗介のいなくなった東京で、<ミスリル>の諜報部のエージェントと謎の暗殺者を相手にしていた。と、そこに現れたアッシュ・ブロンドの青年が…。
そして舞台は香港へ。中国内戦の危機となるやもしれないテロが勃発していた。最後50ページでおこる大どんでん返しに刮目せよ!
長編シリーズ第五弾。過去最高の痛快さ。最後にして少年らしいヒーロー劇が見られました。ここからが宗介の本当の始まりかな、という感じですね。
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ガウルンとの関係に遂に終止符が打たれる。
余談だけど、このガウルンは本当に悪役でかなり好きなキャラ。
他の作品とかに出てくる、何か使命感を持って悪役をしてるようなキャラじゃなくて、純粋な悪人。
息をするように人を殺したり、自分が死ぬことに何の執着も無いような人。こういうキャラは結構好き。
かなめが必死に宗介を探すところが切ない。でもこの巻からレナードが出てくる・・・
あと、上巻で宗介とテッサがガチでケンカする。ケンカする時のテッサの感情を表に出してしまったセリフが切なすぎて泣ける。
でも仲直りする時のテッサの可愛さは異常。
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上巻は前巻の後日談的に淡々と結構暗いストーリーでしたが、下巻と合わせて読むと非常に爽快感のある作品に。個人的にシリーズ随一の面白さ。
鬱展開と言わないで。
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上巻のもやもやっぷりを吹っ飛ばす爽快感あふれる下巻。
宗介が人間として一皮むけてキャラ的にすごく魅力的になった。
かなめもかなめで、すごい行動力をみせるし、この二人はいいコンビだよなー
そしてテッサの恋する乙女ぶりにもにやにやしたり。
とりあえず話としては一区切り。
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シリーズの転換点となる一冊。壁にぶちあたった主人公・宗介がそれを乗り越えて、大きな成長を遂げる。作者自身が語るように宗介らしい清々しいラストだった。
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かなめって良い子だと思うよ本当。美少女で行動力もあって、一途で…嫁にほしい位です。二人が香港でちゃんと出会えて本当によかった。宗介も色々と吹っ切れて、一皮向けて更に良い男になった笑
テッサの恋心も切ない。
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前巻でしっかり積み上げたものをまとめる形。宗介の心情に限りなく寄せて描かれた今作は今までに無い魅力を発している。宗介を揺さぶる役目と立ち直らせる役目を担うそれぞれとの会話も王道ながら大変好ましい。かなめのアクションも短編で見える性格も活かしつつ激しく行なわれ、手に汗握る展開と言って良い。基本的にはかなめメインの話だが、しっかりテッサもヒロインとして扱えている構成もまた良い。
何度も蘇ってきた奴の止めを直接目前で行ったことによって読者としてもはっきり確認できたことに、今回からレナードが姿を現すことによって今後の展開への見通しがはっきりする点も優れている。また、ミスリルと別系統のブラックテクノロジーを持っていることも描かれており、今巻のエピソードだけのための展開ではない所に高い構成力を感じてならない。
AIのアルとの遊びのシーンのおかげで最後の展開が違和感なく飲み込め、かつ熱い。
一点だけ不満があるとすれば、クルーゾーが後半になると目立たなくなることくらいか。宗介を追いつめた所まで目立ってたのだからもう少しこの話の中で触れて欲しかった。今後の長編に期待したい。
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収拾と接触と意志の話。シリーズ九冊目、長編第四弾の下巻。かなめとの再会とアーバレストとの和解。「なんで表紙がガウルンなんだ?」と思ったら、まさかまだ生きているとは思わなかった。今度こそサヨナラなんだろうケド流石にしぶとすぎやしないか。カシムとしての宗介やレイスやアマルガムやレナードも姿を現すなど徐々に『フルメタル・パニック!』全体としてのストーリーの全容がみえだした。
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下巻はぼちぼち!緊張感と感情の高まりが続く中で、宗介と千鳥のそれぞれの物語が交差する部分とクライマックスの盛り上がりがいまひとつな印象がある。それでもラストは気持ちいい!