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みんなのレビュー42件

みんなの評価4.3

評価内訳

高い評価の役に立ったレビュー

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/10/14 14:31

優しさに救われる物語

投稿者:由良 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやあ,好みの物語でした。ド!つぼでしたね。
何しろ登場人物がいいです。糸目の主人公保胤。小太りの中年清明。清明の息子吉平。出てくる人がみんな癖があるけど本質的にいいヤツばっかりで何となくあったかい「陰陽師」物なんですよ。物語も色々な伏線があって,それがきちんと収束されてる。最後も救われる終わり方だし,とっても好きでした。

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低い評価の役に立ったレビュー

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/06/04 16:24

優しい陰陽師

投稿者:ながつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 特に欲しかったわけでもない物を持ってしまう人がいる。
 それがこの話の主人公の慶滋保胤だ。彼はとにかく人がいい。化け物にだって情けをかけてしまうような男だ。
 この物語には彼の他にもう一人、特に欲しかったわけでもない物を持って生まれてしまって男が登場するが、怨み、憎しみ、そんなものを目にしても彼らは優しい。
 呪術ものと言えばどろどろした話になりがちだが、その暗さを補って余りあるほど優しい話だ。陰陽道に興味があるけどちょっと怖くて、と言う人でも気楽に読める本である。

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42 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

優しさに救われる物語

2002/10/14 14:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:由良 - この投稿者のレビュー一覧を見る

いやあ,好みの物語でした。ド!つぼでしたね。
何しろ登場人物がいいです。糸目の主人公保胤。小太りの中年清明。清明の息子吉平。出てくる人がみんな癖があるけど本質的にいいヤツばっかりで何となくあったかい「陰陽師」物なんですよ。物語も色々な伏線があって,それがきちんと収束されてる。最後も救われる終わり方だし,とっても好きでした。

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紙の本

陰陽師に興味がなくても、歴史に疎くても問題なし。

2002/04/01 01:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ORA - この投稿者のレビュー一覧を見る

 勉強不足のため平安時代がどんな暮らしかもさっぱり知らないのですが、読んでいて情景が頭の中に浮かぶ文章で、特に違和感なくすいすいと読み進めることが出来ます。
 実は私は陰陽師にまったく興味がなく、最近まで「安部晴明」が実在の人物とは知らなかったほどの無知です。そして、今までも陰陽師モノには手を出したことがありませんでした。この本の購入理由も流行りとは無関係で、ただ単に「イラストが田島昭宇」だから。そんな私のような疎い者でも、この本は十分楽しめる内容でした。「陰陽師に興味ない」「歴史嫌い。わかんない」そんな方にもお勧めします。

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紙の本

優しい陰陽師

2002/06/04 16:24

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ながつき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 特に欲しかったわけでもない物を持ってしまう人がいる。
 それがこの話の主人公の慶滋保胤だ。彼はとにかく人がいい。化け物にだって情けをかけてしまうような男だ。
 この物語には彼の他にもう一人、特に欲しかったわけでもない物を持って生まれてしまって男が登場するが、怨み、憎しみ、そんなものを目にしても彼らは優しい。
 呪術ものと言えばどろどろした話になりがちだが、その暗さを補って余りあるほど優しい話だ。陰陽道に興味があるけどちょっと怖くて、と言う人でも気楽に読める本である。

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紙の本

陰陽絵巻の開幕

2001/02/21 08:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:seimei - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公は、平安の陰陽道の名門賀茂家に生まれながら、文章の道を選んだ心優しき青年慶滋保胤。彼の元師である安倍晴明が訪れ、京近郊へ現われた外法師の素性を調べてくれ、と依頼する。
 龍神に化身する外法師、彼を狙う陰陽師、保胤が最近貴船にて封じた鉄輪の鬼女、保胤とかつて縁を結んだ伯家の娘、晴明の息子吉平、多彩な登場人物が織り成す陰陽絵巻の開幕。キャラクター、陰陽道の術体系、平安の世の雰囲気など全てがこなれていて、とても巧い。
 鬼を封印するときも「ごめんなさい」と謝る保胤の心優しさ、おっとりとした雰囲気も好感を持てるし、彼と過ごす識神である訃柚という柚の精の少女、保胤との宿縁がありそうな豪胆な伯家の姫さま、息子を面白がるケッタイナ親父晴明などの描写もくすぐったいくらい楽しい。言葉も世界観も、著者なりの解釈で消化されている。ただ、全てが今までにも表現されてきた世界であり、キャラの行動が予定調和であり、ある意味、枠を超えていない気がする。ファンタジーの新たな解釈も欲しい気もするといったら贅沢かもしれないが、この著者作品には非常に好感を持てたので、次作にも期待したい。

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紙の本

平安時代を舞台にした陰陽師モノ

2002/04/13 05:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かけだし読書レビュアー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 電撃ゲーム大賞金賞受賞作。今流行りの平安時代を舞台にした陰陽師モノだが、主人公は安部晴明ではなく、彼の弟子であり文官の道を選んだ実在の人物、慶滋保胤。鬼にさえ情けをかけてしまう心優しき主人公だ。情景描写なども含めしっかりとした文体で読みやすく、良い意味で落ち着いた内容となっている。ただ全体的にやや無難に纏まりすぎている傾向があるので、独自のアプローチを試みるなど、もう一工夫あれば更に面白くなったような気がする。

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紙の本

がっちり

2002/01/17 23:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 陰陽道および安倍晴明は近年注目を浴びており、彼(あるいはそれ)を主役に設定したストーリーはかなり幅広いジャンルで発表されている。
 そんな中、よりにもよって懸賞小説(本作は電撃ゲーム小説大賞で金賞を受賞している)に投稿する小説に、陰陽道と安倍晴明を主役として据えるというのはなかなか勇気のいることではないだろうか。
 新鮮で魅力的なキャラクターの設定は、他の陰陽道ストーリーとは一線を画そうとする筆者の努力であるように思える。
 また、文章的な地力の強さもうかがえる。派手さはないが、堅実でかっちりとした文章は読みやすい。イラストはかなり少ないが、映像的な描写のために、想像しづらいということはないだろう。

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紙の本

慶滋保胤という人、知ってます?

2001/03/04 19:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:太田コロ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 近年ブームになりつつある、陰陽道。平安時代を舞台に書くと安部晴明が主人公となることが多いが本書では慶滋保胤を主人公に選んでいる。この人物は安部晴明の師の息子でありながら文人の道を選んだ実在の人物である。
 物語は保胤は怨みに固まった一人の鬼女を封じるところから始まる。そして播磨から流れてきた外法師の噂を聞き、素性を確かめに会いに行き、彼を助ける為に呪術師と闘うこととなる。
 平安調の雅語を話さず、現代風の会話は軽く読みやすく感情移入させる。
 ライトノベルに新風をふきこむ陰陽道を駆使した戦闘シーンがスリリングな冒険活劇!!
 著者のHPはここ。

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紙の本

晴明のイメージが

2002/06/08 19:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:min - この投稿者のレビュー一覧を見る

第7回電撃ゲーム小説大賞『金賞』受賞作。
舞台は平安時代。あらすじは一口に言えば、闇夜に蔓延る魑魅魍魎に本編の主人公である文章生・慶滋保胤が挑む、というかんじ。
史実に基づいた時代考証とか人物設定はどうかは、初めから気にしなくても楽しめると思います。おそらくそういうことを意識しているのでしょうがまったくの創作といって差し支えないでしょう。しかし随所に散らばる専門的用語がいちいち説明されるのがちょっと煩わしかったですね。
しかし、この物語の登場人物達に魅力を感じ惹かれました。登場人物一人ひとりに人間的な厚みがあり、ドラマがある、という感じ。けれど、晴明のイメージはちょっと崩れました(笑)。「陰陽師」とかとは全然違いますね。
…なんだかんだいっても、ぐいぐい読ませる小説だと思いました。
イラストはあの田島昭宇です!! 相変わらずウツクシイ!

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2005/05/15 18:55

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2005/07/12 22:28

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2005/10/10 14:12

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2005/11/08 21:09

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2006/02/04 03:49

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2006/05/24 00:28

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2006/06/19 17:38

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