サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

死びとの恋わずらい 完全版 みんなのレビュー

コミック

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー5件

みんなの評価4.8

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
5 件中 1 件~ 5 件を表示

紙の本

白と黒の伝説もしくはホラーの純系

2001/12/16 23:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コリドール - この投稿者のレビュー一覧を見る

 伊藤潤二の漫画には、いつも笑ってしまう。微妙な会話の間に笑ってしまう。主人公達の真剣さに笑ってしまう。とんでもない状況に笑ってしまう。それにはギャグという名の刺激ではなく、ユーモラスという柔和な響きこそふさわしいかもしれない。それを読者としての優越感で見下すことはできる。「バカバカしい」と。
 しかし、そのすっとぼけたユーモアには安住できないことを、わからされてしまう。先の優越感は転落への恐怖の裏返し、いや恐怖そのものだと知ってしまう。
 緊張と弛緩。そのバランス感覚こそ、良質のホラーに必要不可欠なものだ。緊張が弛緩を欲し、弛緩が緊張を際だてる。緊張のみを追い求めることは、決して恐怖の本道ではない。死体写真が引き起こすのは、恐怖ではない。然り、物質は恐怖ではない。それは、生理的嫌悪感に過ぎない。
 この作品は、完成度の面で、「うずまき」や「富江」を遙かに凌ぐ。圧倒的に構築された世界観は完璧で、そして美しい。伊藤潤二の恐怖の美学に貫かれた物語は、楳図かずおより続く、紛れもないホラーの本道だ。加えて、そのラストには素直に感じ入ることが出来るのも、伊藤潤二を屈指の作家たらしめている所以と思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/10/14 14:38

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/18 06:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/12/23 19:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/10/01 05:57

投稿元:ブクログ

レビューを見る

5 件中 1 件~ 5 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。