愉しむためのマナー
2002/02/17 18:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:天鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮中晩餐会に招かれるなんて、まずない。だったらこんなもの必要ないのかもしれないけど、この本の中に書かれていることは、ちょっとした席でのちょっとしたマナーにつながることがいっぱいある。
宮中での食事はすべて主賓にあわせてすすめられるため、たとえ自分が食べかけでも、主賓が食べ終われば下げられてしまう。
また、シャンパングラスは時代遅れにも思えるクープ型(広口・平型)だが、これは乾杯のときに上を向かず、相手と視線を合わせたまま口をつけることができるから。
これらの決まりは、美味しい食事を最後まで堪能したいとか、シャンパンは香りや気泡の立ち方を愉しみたいという人には不満が残るものである。
しかし、著者の言葉どおり「宮中晩餐会というのは、会そのものを愉しむものではあっても料理そのものを愉しむためのものではない」。
単に美味しいものを食べたいなら独りでも食べられる。だが、大勢で美味しいものを通して愉しい時間を共有するためはどうすればいいのか。そんな愉しむためのマナーを教えてくれる一冊である。
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「宮中晩餐会によばれるなんてありえない」なんて思ってませんか?意外や意外、小学生が化学実験の発表で賞をとったら天皇陛下の晩餐に呼ばれたような話を聞いたことがあります。
全くありえない話じゃないんですよ
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「ありえない」って思いつつも、いつか招かれた時のためについ何回も読み返してしまいます(^_^;) すごい楽しいですよ。
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もしも....もしもですよ
宮内庁からお食事会の招待状をもらったら
どないしますか?
慌てふためく?恥をかく?
そんな事にならないようにする為に
一度は 知らない世界のことも学んでおきましょう(笑)
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こういう場に招かれることなんて絶対にないし!と思うし、だからそんなマナーを学んだところで一体いつどこで披露できるというの!とは思うけど、読み物としてはおもしろいし、なにより興味深い。
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10年ほど前に出版されたもののようなので、
今とは少し違うかもしれませんが、庶民の阿鼻叫喚な準備状況や
独特の雰囲気を味わえて面白かったです。
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タイトルの通り、全く自分とは関係のない世界を
読書体験で味わうことができます。
まあ呼ばれるためには、やはり国に貢献できる
内容がはっきりとわかるくらい、大きいことを
していないとダメということ。
あとは一般市民は、着ていく服を作るだけでも
すごい出費となるので、呼ばれないほうが無難かも。
羊一匹を一年後の宮中晩さん会に向けて、食事を
計算して仕上げていく、など、やはり
日本で一番のレストランということがよくわかりました。
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これほどまでに自分に起こりえない「もしも」は、想像すると逆にとても面白い。自分が皇居の晩餐会に招かれることなど、おそらく絶対に一生ありえない。だからこそ冷静に面白く読むことができた。
やはり、宮中で実際に働いていた人の言葉にはリアリティと重みがある。厳しい世界の厳しい仕事ではあっても、やりがいを感じて楽しむ姿勢は見習いたいところ。
また、そんな立場にいた人であっても驚くほどに、プロトコルやマナーが変化していく速度が大きいということを感じさせられる。
これを読むだけで、自分が宮中の晩餐会に行ってきたような気持ちになれます。本当に面白い。おすすめです。
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こういう本は大真面目に読む。菊の御紋付の招待状が届いた瞬間に始まる大騒ぎの準備と現場でのマナー。これでいつ招かれても私は大丈夫だワ。早く招待状来ないかな。
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ふだん堅苦しく思われているマナーを「楽しむ」ことに主眼が置かれている。個人的にはこういう風にマナーを捕えることがよきマナーの第一歩だと思っているので、とても良い参考になる本であると思った。
勲章の項目の説明ではガーター勲章のみが左肩から右腰に掛けるよう説明されていたが。これ以外にも特殊な勲章で同様の例があるのでこの点は誤りである。ただ、この本は勲章の本ではなくマナーの本であるから大した問題とはならないであろう。
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ここまでして行きたくはないな\( ˆoˆ )/
別に天皇見たってどうも感じないし、
メニュー見た限りでは
わざわざ食べたい程にも感じられない。
まぁ、ご招待されないでしょうけど(o^^o)
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無縁の世界だけに読み物として楽しめた。特に前半部の招待状が来て洋服等を揃える場面はフィクションながらうまく表現されていると感じた。