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稀代の革命家。Linuxを作成したリーナスについてその半生を追ったエッセイ。
なにかを取り繕うのは楽しむ上でただの不愉快でしかない。0と1の冷たい空間での話ならなおさらだ。
だからこそ、全てはむき出しで。だからこそ、惹かれてやまないと思う。
言葉を選ばない。主張を曲げない。ただそれが僕には楽しかったから。
そんな風に自分を形成できたらと思う。
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Linuxの開発者はどんな人なんだろうと思い、読んでみた。ブクオフで¥105-。
彼の生立ちや開発に至る経緯などがとても興味深い。OSの事は良くわからないのだけれど、Linuxが普通に使えるのなら、Windowsにお金を出す必要はないんじゃないかと思った。
編集が悪いのかインタビュー形式なのが悪いのか無駄な部分が多いので(リーナスは優秀な人だけど、話はつまらない)、要約して新書として出版してほしい。
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買ったの4年以上前で、そのずっと前から気にはなっていた記憶がある・・から「読みたくて読まずに居た期間」がめっちゃ長くなったけど!(その間にチラッと読んで途中で止まって、が何回かある)
おもしろかった〜読んでいてワクワク感がある1冊だった。
この本に出てくるリーナスはめっちゃいい人そう
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優しい独裁者こと、リーナス・トーバルズの魅力があふれる一冊。
飼育員でもないのにペンギンにかまれる人はそんなにいないし、ましてやトレードマークにする人はなおいない。松島トモ子にとってのライオン。
「充分な目玉の数さえあれば、全てのバグは洗い出される」至高のパンチライン。
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リーナス・トーバルズの”just for fun”「それがぼくには楽しかったから」は面白かった。Linuxの成功はソフトウェアそのものの良さと、オープンソースの良さと、リーダーであるリーナスの倫理観の良さが複雑に、そして上手に絡み合ってできたことがよくわかった。
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学生のときにプログラミングの基礎の勉強していたときに、Windows以外のOSってなんだ?と思い、「UNIXという考え方」と合わせて購入した一冊。2年後越しくらいの積読。オープンソースとか企業の利益とか最後はそこにつながるので、社会人になった今で良かったかもしれない。
読み始めから、洋画の字幕を読んでいるのような、語り口調にわくわくしながら読めた(原文もユーモラスとはあったが訳者のおかげ?)。当時のPCのことやOSの細かい知識はないけど、著者の言うプログラミングの面白さ:命令通りのことをコンピュータがする、そのこと自体が面白い はわかる気がする。簡単なプログラムでもバグが治ってうまくいった!!!!の瞬間はきもちがいい。あと、フィンランド人(沈黙という伝統)と日本人に似た気質があるように思えたことと、サンフランシスコには行ったことがあって自分も町が好きだったので、勝手に親近感を感じながら読んだ。
Just For Fun(楽しいだけで十分だ)。著者はこれに突き動かされていて、だから「世間の風にあたっていない」ような印象があったり、オープンソースという考え方に至ったように感じた。オープンソースや知的財産権に関する論争はする予定もなかったし、思わぬ出来事・もめ事が多かったと思うけど、思想に芯があったから、ユーザーもついてきて、争いとか利益に飲まれずにLINUXが浸透したんだと感じた。
同時に、自分の核・判断基準はなんだろうと思う。最近はSNSが流行って、人に羨ましいと思われること、他人から見栄え良く映ることが優先されてきているけど、自分が楽しいと思えることや自分が価値を感じることに時間を費やしたいなと改めて思った。手始めに、使わなくなってきた私用PCにLINUXを入れて、環境を変えてみたい。面白そうだから。
以下は印象に残った部分。
・人生にとって意義のあること、原動力:生存、社会化、娯楽
・UNIXは「小さいものは美しい」、アルファベットは26文字、中国語は複雑
・聴衆はおまえがうまくやることを望んでいるんだ
・人を導く最高・最善の方法は、人に仕事を任せること
・「自分がしてほしいことを人にもしてあげよう」「自分のすることに誇りを持て」
・社会的動物は命令されるのが好き
・知的財産権と特許権
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Linux誕生秘話というわけではないが、どういう流れでLinuxが誕生したががわかる。リーナスの人柄がめちゃんこいいやつだってのもわかる。OSの仕組みについてもっと知りたくなった。
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this book made me in the mood for a self-building minimum OS.