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Smile My friends of the sea 井上慎也写真集 みんなのレビュー
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紙の本
どうしても笑顔があふれてしまう
2001/05/10 16:14
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投稿者:あぷろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ニックネーム「KINDON」こと井上慎也の渾身の1冊。彼の撮影する写真には常に自然との優しい対話が感じられる。
自然や生き物達の表情はフレンドリー且ついきいきとしてダイナミックだ。こんなにやわらかな表情の魚たちを見たことがあるだろうか。彼の、接したものを笑顔にしてしまう能力は天才的である。
今回はカバーデザイン、英文以外の写真、文、構成、デザインを全て彼自身の手に行った自信作だそうである。自身手書きによるひょっとこのイラストは必見(笑)。
紙の本
2001/04/08朝刊
2001/04/13 18:16
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投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者はサンゴ礁にあこがれ、琉球大学の理学部海洋学科に進学したという経歴を持つ若手の水中写真家。本書では、本拠地の沖縄を中心に小笠原諸島、パラオ諸島、カリブ海のバハマまで足を伸ばしている。タイトルには、本を見た人が「少しでも、楽しい気持ちになり、微笑んでくれたら」という願いを込めたという。
「笑わせまっせ!!」と題されたこの写真は、沖縄・久米島で撮影された。巣穴から顔をのぞかせたモンツキカエルウオは、顔の直径わずか1.5センチに過ぎないが、愛くるしい表情が印象的だ。珍しい海洋生物の接写だけでなく、高温で白化し、死滅する直前のサンゴの群落まで、鮮明にとらえている。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001
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