小学校に英語は必要ない。 みんなのレビュー

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投稿者：かっちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　漠然と年齢が低いほど英語の習得が早いと思っている人が読んだら、認識の甘さに愕然とするはずだ。小生もその例外ではないが、言語をしゃべれるようになるのに2000時間必要とは驚いた。しかも、日本人の英語能力は会話より読み書き能力の衰えの方が激しいとはなにをかいわんやだ。小学校の教育に必要なのは英語ではなく国語だ!!
　本書は、そのことをデータ中心に説得力高く教えてくれる。教科書の内容がどんどん薄くなる中、子供の教育は親の切実な課題だ。もはや小学校は勉強するところではなく、友だちとの遊び場や集団生活の場としての機能しか持たないのではないか。

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投稿者：しんちゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　「2002年から小学校で英語を教わるのですってよ」
　「あら〜。いいわね、うちの子もペラペラになるのね」
　奥さん！甘いですよ。これには、たーくさん落とし穴があります。この本を見てください。日本人の英語嫌いの理由から考えてなぜ小学校への英語導入は無意味なのかを探っていき、ならどうすればいいかなどあなたに間違いを教えてくれます。まあ、騙されたと思って読んでみてよ。

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投稿者：日本経済新聞　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　二〇〇二年から実施される新学習指導要領で、小学校にも英語学習が導入される。国語や算数など基礎科目の授業を減らし、わずかな英語学習時間を導入しても「小学校から英語を学んで少しも話せない」日本人を増やすだけだと訴える。英語公用化論など過熱する“英語熱”に警鐘を鳴らす。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001