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久しぶりに村上春樹を手にした。
以前読んだ「ねじまき鳥・・」のちょっとしたノスタルジックでファンタジックな心地よい感覚が読みながら何故か蘇ってきた。小学校の先生である僕と大切な友人である22歳のすみれ、そしてすみれが恋に落ちたミュウについて、様々なストーリーが彼女の部屋からギリシャの小さな島まで村上春樹らしく広がっていく。
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冒頭の勢いと
人物の描写が好き
とても
すみれの激しさの中にある
危うさに、キュッと掴まれる
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「僕」が帰って来た。平仮名の「ぼく」になって読み終わったたけれど、それは紛れもなく鼠の友人であり、直子の恋人であり、ビールとジャズとコットンシャツを愛する「僕」だった。 「ぼく」の女友達すみれが17歳年上の女ミュウに恋をする。しかしミュウは過去の事件が邪魔して求愛に応えられない。すみれは姿を消し、「ぼく」は彼女を探しにギリシャへ向かう。 村上春樹が支持された要因は主人公のクールでミニマムなライフスタイルにあった。ところが「ねじまき鳥」から「オウム」にかけ、彼はどんどん熱くなっていった。置いてけぼりにされた昔ながらのファンは、今回ホッと一息というところか。(石飛徳樹)
--This text refers to the 単行本 edition.
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2002年頃 書店で衝動買い。1 Oct 2008 出先でつい買ってしまった(2冊目)
前から名前だけで読みたいと思っていたが,文庫になっていたので購入。
これまた巻き込まれ感の強い作品。どう説明したものかよくわからないが,多分大人でないと読めない。たまに読み返して,はまってしまって徹夜したりする。
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村上春樹の作品に出てくる人物にはなぜか毎回共感できない。だからいつも感情移入できずにいる。それでも部分的には影響を受けるところがあって、だからついつい買って読んでしまう。
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村上春樹の作品で一番好きなのがこの本です。
すみれを一途に思うぼく
そしてラストに非常に感動を覚えました
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本の裏に「この世のものとは思えないラブ・ストーリー!!」とあったので、男女の恋愛・・・と期待して読んだんですが、違ってました。いや、まぁあってるにはあってるんだけど。30%くらいだけ。話の内容(あらすじ)としては単純なんだけど、話を装飾している部分が複雑。僕みたいな単細胞には上手く理解できないところもところどころあったり。でも、読んでて不思議とワクワクする気分になったのは何でだろう。
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初・村上春樹。でもわけがわからなかった。
難しいような、そうでもないような。「難解」ではないと思う。
ただわたしには文体の容量が大きすぎたと言うか、そんな感じ。
この話で誰より共感したのは、すみれでもなくミュウでもなく、
主人公、と言うか語りの「僕」だった。
今まで読んだ本のキャラクターの中でもかなり自分に近い性質の人間だと思う。
タイトルはすごい好きだから、もう1回読んでもうちょっとわかりたいなぁ。
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22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。そして勢いをひとつまみもゆるめることなく大洋を吹きわたり、アンコールワットを無慈悲に崩し、インドの森を気の毒な一群の虎ごと熱で焼きつくし、ペルシャの砂漠の砂嵐となってどこかのエキゾチックな城塞都市をまるごとひとつ砂に埋もれさせてしまった。みごとに記念碑的な恋だった。恋に落ちた相手はすみれより17歳年上で、結婚していた。更につけ加えるなら、女性だった。それがすべてのものごとが始まった場所であり、(ほとんど)すべてのものごとが終わった場所だった。
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優れている様な、馬鹿げている様な、なんとも言えない描写の雨あられ。小説そのものより、作者ハルキに興味が沸いた。
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村上春樹らしい不思議な世界観と、へんてこりんな運命と、衛星と、犬。
この世界に浸れる人には、オススメです。
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村上春樹の独特の世界観。夢中なんだけど読み終わるとなんか物足りない。謎がいっぱい残るので満たされない感でいっぱいになるかも。うーん。
でも、やっぱり展開が面白いです。作品に夢中にさせちゃうのはさすが。
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『恋人』と銘打ってるだけでちょっと避けてたんですけどね(恋愛ものが苦手なので)、急に読みたくなって読んだら分かりすぎるほど、入ってきた。『ねじまき鳥クロニクル』よりも(まぁ、こちらは長いですからね)ひとつの事を語っているからかもしれない。
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絶対一度は読んでますが…すみません、かなり昔に読んだので、レビュー出来る程は覚えてません^^;ただ、男女の三角の関係の中、交わされる言葉の端々には、村上春樹独特の、10人いれば10通りの解釈があるであろう言葉―感情移入がしやすいもの―が多々あったと思います。かなり印象は強いので…。今度読み返したら、もう一度レビューしてみたいと思います。
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著:村上春樹
久しぶりの村上春樹。
なんか最近あたらしいのが出ているよう。
たまたま読み残していたこの本ですが、
なかなかいい本を読み残していたようだ。
いつものことながら不思議な感じが満載。
そういえば、
ねじまき鳥にしても
ダンスダンスダンスにしても
世界の終り・ハードボイルワンダーランドにしても
こっちの世界とあっちの世界がでてくる。
ダンスダンスダンスもそうだったけど、
こんかいもやっぱり戻ってきた。
よかったよかった。
しかしどこに行ってたのでしょう??
かなり疑問です。
ミュウにはかわいそうだけど、
今回はかなり春樹のさくひんのなかでは
ハッピーエンドではないかと。