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何とか自分の国を立て直しつつある景王・陽子のもとに、戴国を何とかしたい李斎が辿り着く。
自分に出来る最大限のことをしてあげようとする陽子の誠意が良いです。しかし「天帝」の存在には腑に落ちないものがあります…。
ラストの浩瀚の説教にはハッとさせられました。
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3回目くらいかな。読んだの。
戴のお話。地方の乱を鎮めに向かった泰王驍宗。しかし彼は戻らず、泰麒もまた反乱を起こした部下に傷つけられ蝕を起こして無意識に蓬莱へ。
虐げられる戴の民。将軍である季斉は命がけで慶に助けを求める。
陽子と延王延麒の呼びかけを受けて各国の麒麟が力を合わせて泰麒を探すことに。
今回は戴の問題でありながら、慶でお話が進み、延王延麒も登場し、氾の王&麒麟も登場。なかなか面白かったです。さらに「天」についても不可思議な実態がすこ~し見えて、本当にこのお話はよく細部まで作りこんであるな~と感心。何度読んでも面白い。
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一番好きなコンビの国の物語です。
「風の海 迷宮の岸」で前途洋々に終わった話が、一転して退廃の途をたどったのはなぜか?
この後の物語への準備段階なんでしょうが、続きが気になって仕方ありません。
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十二国記シリーズ 第6作目
ちょっとつらい物語
でも これまでの主人公達がうまい具合に絡み合って魅力満点
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「風の海 迷宮の岸」、「魔性の子」に続くタイ麒の物語。
「魔性の子」を絶対先に読んでおくべき。
最後はどんなに辛いのかうれしいのか、とても楽しみに読んだんだけど
期待ほどの盛り上がりはなく・・・。
シリーズ前作からずいぶん年数をあけて発行されたとのこと。
やっぱり作家の旬ってやつか・・・と、ちょっぴりセンチメンタル(T_T)
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【十二国記シリーズ】
風の海〜の後のお話。
ここからが今後の展開のスタート地点な感じがひしひしとする。
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戴が今後どうなるのか…続き、続きが読みたいです!(涙) 十二国の世界に陽子がもたらす新たな風が心地よい。どんどん変わっていけばいいな。李斎の心情を思うとひたすらに切ない。陽子に頼ってしまうこととそれがだめだと思う心が同じに存在して、でも行動は一つしか選べない。そういう葛藤を描くのが小野さんは本当にうまい。 否応なく成長してしまった泰麒の潔さが強さとなればいいと思う。彼ら2人の今後に幸せがありますように。2008年2月読
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yomyomの短編を読んだので、久しぶりに読み直し。もう7年も経っているのにまだ続きが出ていないのがつらい…。しみじみと面白い。初読の方は「風の海 迷宮の岸」→「魔性の子」→本作の順で読むことをおすすめします。
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陽子が「王はこうあるべきだ」という偶像をしっかりと打ち破って、自分ならではの行動を起こせるようになった点がよかったです。だけど、物語の核である泰の描写は、どんどん暗いものへ・・・望むようなどんでん返しもないし、切なさのあとにじわりと暖かくなったりはないです。
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戴の大ピンチの巻。
ハラハラしまくりでした。
結局泰麒は戻ってきたけど…。
どうなるの戴国!
慶もどうなるの!
十二国が平穏になる日は来るのか…。
我が蓬莱と同じやね。
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行方不明の泰麒を探して各国の王や麒麟が協力するって話は華やかで面白いんだけどなんだか盛り上がりに欠ける。思うに「軍兵を率いて他国に入る事は天命に背く大逆であり、背けば死に至る」って設定が、ラオウの存在を許さないからではと…。
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波乱を経て国王の貫禄を身に付けつつある陽子が、また苦悩しながら前に進もうとする読み応えのある一冊。周りを引き込み、天命をも動かす意志の力を眩しく感じました。
それにしても泰麒がまた・・・。可哀相すぎやしないでしょうか。
最後の浩翰の言葉を聞いて、こんな矜持を持った政治家が数人いたら、日本は変われるのにと陽子を羨ましく思いました。
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十二国記シリーズ長編で最新作…になるのかな。出たの8年前だけど(汗)
私の苦手な泰麒の話かぁってイマイチ乗り気じゃなかったのだけど、読んでみるとめっちゃはまった!
何気にオールスターじゃん(笑)
陽子が好きです。絶対にこの子はいい王になると思うなぁ。あと氾麟何気にツボ。絶対にツンデレだよ(違う!)
やっぱり延王はかっこいいと思うし、六太もいいよね。なごむ。
いやいや、続きが読みたいです。十二国記シリーズも読んでないのはあと短編集ひとつかぁ。むぅ。読むのがもったいないよ。
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十二国記シリーズ最新刊。といってももう8年前になるんですね…。
久しぶりに読み返して、やっぱりいいなぁと浸ってます。
帰ってきた麒麟。ようやく動き出した戴国。
驍宗様はどこに行ってしまったんでしょうね…
余談ですが、この話のあとで魔性の子を読み返すと
蓬莱での泰麒捜索の様子が分かり、大変微笑ましい気持ちになれます。
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アニメでは詳細がなかった戴の事情が分かって多少スッキリした。
ただし、王の所在は未だ不明で、泰麒のこれからには暗雲垂れ込めたまま。しかも、このシリーズの新刊は長らく出ていない。作者、この続きを書くつもりあるのかなぁ…。悶々。