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「乱獅子、糸桜、牡丹咲…これみんなアサガオの名前。江戸人は数百の美しい品種を生みだした。超大輪咲きや変わり咲きに挑戦し、栽培の魅力を再発見しよう。タネの入手先も掲載。
植物や家畜の不思議な生命力を感じる観察のポイント。失敗しないつくり方・そだて方をその道の先輩がわかりやすく手ほどき。楽しい食べかた、加工・利用法。やってみたくなるおもしろ実験。歴史や文化や先人の知恵を発見。アサガオの「ジョーシキ」をひっくりかえすような、まかふしぎな世界。」
目次
アサガオ、ハス見物は、江戸の朝の粋な楽しみ!
はじまりは、「ケニゴシ」。花よりくすり
これが変化アサガオだ!
なぜアサガオは、こんなに変化するのだろう?
丸咲きに、変化アサガオいろいろ
栽培ごよみ
育てかたの基本のおぼえて、さぁ、タネをまこう!
6号鉢に植えかえたら、日あたりのいいところへ
摘芯は雨の日はさけて、行灯づくりにしよう
さいてびっくり!いろんなアサガオがさくルール
子葉の中から、車咲き牡丹をさがせ
変化アサガオの遺伝子をもった親木を保存しよう
手のひらにのる、小さなアサガオを育ててみよう
色水あそび、たたき染め、花をかざろう
アサガオで押し花づくり
著者等紹介
わたなべよしたか[ワタナベヨシタカ]
渡辺好孝。1934年福島県生まれ。現在、朝顔資料館代表。神奈川県立高等学校に勤務後、定年退職。この間、変わり咲きアサガオの栽培と系統保存に従事。現在も精力的に栽培普及に取り組む。また「朝顔の文化史研究」をライフワークとして、編著書、園芸雑誌、園芸辞典などに執筆多数