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妙にリアル。小さいころってほんとにこういうことあるかもって思ってた。
今に満足してない「わたし」に共感し、ジェニファの登場を待ってた気がする。
この表紙の絵が好きで、真似て描いてたなぁ。
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小学生のときに読んだ本では黄色い表紙でした。
当時は魔女になるためにジェニファがわたしの手をとり進んでいく話だと思ってたけど、大人になってから読み返すと孤独なジェニファをわたしが世界に連れ出す話でした。
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ニューヨーク郊外の小学校に転校してきたばかりのエリザベスは,ハロウィーンのおまつりの日に,黒人の少女ジェニファと出会いました.自分は魔女だというその風変わりな少女とエリザベスは,秘密の約束をかわします….『クローディアの秘密』とニューベリー賞をあらそった,カニグズバーグ初期の代表作
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この前5,6年ぶりくらいに読み返した
じるかじるかべーさべーさ
ちょこちょこ細かいところ覚えてた自分に感動
あなたのハートにこの鍵かけようとか
自分的ファンタジー観形成に確実に一役買っている
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子どもの世界はたいへんなのだ。孤独で寂しくて。子どもは子どもで過酷な中を戦っているんだ。一人でもすこしでもわかりあえたらすごくうれしい。
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・出版されたのが1989年。本文注にも訳者あとがきにもハロウィンのお祭りがどういうものか、「トリックオアトリート」という言葉の説明が載っていた。大学の授業でも「ハロウィンは日本に定着しているかどうか」について話し合ったことがある。今の10代、20代が思っているほど日本でハロウィンって有名ではないのかもしれない。
・主人公エリザベスが、謎めいて頭のいい少女ジェニファに劣等感や憧れを感じている話だと思っていたら、逆だった。感受性が強すぎて世間になじめない少女ジェニファが、普通の子エリザベスによって救われる話だった。
・ビールスってなんだろう。
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ニューヨーク郊外の小学校に転校してきたばかりのエリザベスは、ハロウィーンのおまつりの日に、黒人の少女ジェニファと出会いました。自分は魔女だという風変わりなジェニファとエリザベスは、秘密の約束をかわします……。
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去年?か一昨年くらいに読んだからわりと話覚えてたなぁ。
面白いよね、なんとなく……
なにが面白いのか聞かれるとわかんないんだけど、自分たちもこういうごっこ遊びの延長みたいなことしてたけど、ここまで本格的にやると、なんか真実味がすごあなぁみたいな笑
ジェニファの皮肉ぽいとこが可愛くて面白い。
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この作品と「クローディアの秘密」が
ニューベリー賞を争ったと聞いたので
期待して読んだけど、これはおもしろくなかった。。。
残念。。。
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自分が生まれる前に書かれた作品なのに、登場する子は今の子供と同じような悩みや苛立ちを抱えていた。気位の高いジェニファはやけに大人ぽくて人間味に欠けるが(さすが魔女)、同世代の子が憧れるのわかる!
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久々に再読。カニグズバーグのいろいろな作品の肝である「秘密」ということがとてもワクワクする形ですっきり上手に描かれているなとあらためて思う。
孤独だったり、シンシアの誕生パーティーの場面のように壁の花的存在であったりしても、ジェニファとの秘密を心に抱いているからエリザベスは満ちたりていられた。でも、そのジェニファとの関係も、秘密を媒介にした不安定なものだったから、一度はこわして作り直す必要があったんですね。いっしょに笑えるようになったふたりはもう大丈夫。そうなるともうシンシアのことなど気にもならなくなる。うまく表現するのが難しいのだけど、いろんな面で痛快だし、とても充実感を感じさせてくれる作品です。
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小さい頃、母が寝る前に少しずつ読んでくれた本。
とても優しくてでもきらきらしていてでも少し不思議、奇妙なお話。
でも芯にあるのは大好きな友達とその子と生きてる、その毎日。
ちょっとしたオカルトとか魔法とかいっぱい出てきて
わくわくする。
とても好きなお話。
今でもよく風景を思い出して
何度も読み直しました。
素直な本。
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この作品は、カニグスバーグが『クローディアの秘密』と同じ1967年に発表し、この2作が同年のニユーベリー賞を争ったといういわくつきのもの。どちらも、少女の内面の成長をテーマとしているのだが、その深みにおいては、やはりニューベリー賞を受賞した『クローディアの秘密』の方に軍配が上がりそうだ。素材こそは魔女修業と魅力的なのだが、残念ながら今一歩、日常を突き抜けるものには欠けるようだ。もっとも、そうは言っても、こちらもきわめて傑出した作品であり、大人になってからも是非とも読みたいものである。
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カニグズバーグさんの少女友情もの
頭がよくて本をよく読むジェニファと秘密のともだちになる(魔女の弟子入りをする)
たのしい魔女ごっこ
いろいろあってふつうのともだちになる
そこまでがいろいろある~
小さい子の心理がじょうずですね~
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子どもの頃はとにかくジェニファの魔女としてのクールさ、秘密を持つどきどき感にときめいていたのですが(笑)大人になってから読んでみると、ちょっと違った視点で読むことができました。
学校以外の世界を持っているのも大事だ。
みんなが平熱三十六度五分とは限らないから。
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さすがカニグズバーグ。複雑だけれど、これほど現実を表したものはないだろう、という心の機微が描かれていく。孤立した二人が、孤独を経て、「秘密」を見出し、破綻し、しかし心が通じ合っていく。マクベスとの入れ子構造も見事。カニグズバーグ本人の挿絵も好きだ。