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紙の本
スマップの中間管理職
2001/10/12 14:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wandering-gambler - この投稿者のレビュー一覧を見る
渋谷での事件以来謹慎中の稲垣メンバー。
ほんの中でも自らが書いている通り、なんとなく吾郎チャンという呼ばれ方をされている彼。スマップの中でちょうど年齢的にまん中の吾郎ちゃんのエッセイ。
稲垣吾郎の感じたこと観たこと体験したことがいろいろ書かれています。でもやっぱりクールできざな吾郎ちゃん。なかにはほぼ同年令の元メンバー森君のこともちょこっと書いてあったりもします。
紙の本
馬耳東風
2001/07/23 12:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:伊藤竜太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
稲垣吾郎といえばSMAPの中では決して目立つ存在ではない。だからと言って誰も彼を知らないわけではなく、むしろ独特の存在感を放っていて、気が付くとテレビの番組を見終わってからいちばん長時間、脳裏に印象が残るのが吾郎くんだったりする。なぜ彼の静かさは人の心を動かすのか?
「馬耳東風」にしたためられた言葉には、吾郎くんのモノを見る目のまっすぐさと、曇りのない純粋さが感じられる。謙虚に、しかししっかりと自分を持ちながら世の中を見て、人を見て、自分の目で見て考えて行動する彼の心の平静こそが、不思議な魅力を醸し出す「マイペース」の秘密なのである。仕事で海外へ行ったときの話、他の芸能人の話、キムタクの結婚の話、食べ物の話など、どれを取ってもまわりに流されることなく、100%吾郎くんの言葉でささやかな想いの数々が綴られている。ささやかな想い、ひとつひとつの物事に対する率直な想いを大切にして生きる誠実さが、彼の魅力。
この本を読んでひさしぶりに「誠実さ」というものに触れたような気がする。金額、売上、成績など数字ばかりが支配するこの社会の中で、誠実な人の心に触れることほどありがたく、癒されるものはない。贅沢としての癒しではなく、人間として当たり前の癒しを、吾郎くんはさり気なくぼくたちに与えてくれている。彼がいるからこそSMAPは心あたたまるグループであるに違いない。
(伊藤竜太・フリーライター)
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