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反相対論者というものが存在する。
大きく分けて
(1)相対論をきちんと理解した上で、反論を展開する
(2)相対論を間違って理解し、その間違った理論を攻撃する
(3)相対論を理解することなく感情的に否定する
この本は、(2)に該当する人に向けて書かれた名著である。
相対論を変だなあ、と思っている人、御一読必須!
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数式はこれでも排されているらしい。。
・光を特別扱いしているのではなく’光速’が特別なのである。ようは299 792 458m/sという速度が特別なのであり、それが光である必要は無い。もともとは電磁気学において電場と磁場の振動による電磁波がマクスウェルによって提唱されたことに端を発している。そこに波動方程式が登場した。そこに用いられる真空での誘電率も透磁率も高速とは本来無縁なものであったが、当時測定されていた光速とピタリと一致したのである。
音速は空気中では毎秒数百メートルの単位であるが、水中や固体中では毎秒数キロメートルの速度になる。もしも中性子星の内部の超流動状態にある中性子の海で発生した生物がいたとすると、彼らが耳にする音の速度は光速に匹敵するかもしれない。その場合も上限となるのは同じ速度であり、彼らは音波を使って相対論を構築するかも知れないのである。
!!そうなのか。
ただ、速度に理論上の限界があるとはどういう事か、はよく想像できない。光を停止させると重力子になるというSFを読んだ事があるが、関係は無いようだ。
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やっぱり相対論は間違っていた的な本に対するアンチテーゼ。
文系の初心者が手に取ってはいけない気がする。
正直、数式とか、グラフが出てくると、何が何だかわからない。
この内容がするする判るんであれば、間違えないんじゃないかと。でもあれか、正しく間違ってる人だから理解できるのか。そもそも、筋の悪い間違い肩をしてる人とか興味持って相対論覗いてみよう、という人にはちょっとにが重いのかも。
相対論間違ってるよ系の本も何冊か見たことがあるが、あれはあれで頭くらくらする。