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紙の本

活況の昭和62年度

2001/08/18 13:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「将棋マガジン」誌に好評連載された「対局日誌」に大幅に加筆・修正を施し、資料を補った新シリーズの第二弾である。

 この第二集では昭和62年度を取り上げている。この年は噂の天才佐藤康光のデビューで幕を開けた。そして中原vs米長の名人戦、内藤國雄の解説が控え室を盛り上げる。将棋界が、芹沢博文と板谷進という偉大な二人の棋士を失ったもこの年度である。芹沢が著者の河口に言った「俺はお前の三倍生きているんだ」は印象的だ。神谷広志五段が28連勝したのもこの年度で、神谷の将棋がたくさん紹介されている。

 なんと言っても「将棋指し」たちの日常、喜怒哀楽の活き活きとした描写が「対局日誌」の持ち味だ。例えば石田和雄八段が「トン死」を食う場面。

この飛車打ちをくらった瞬間、石田は、
「なんだ! アレッ! コリャッ! ラララ…」
意味不明の呟きとともに後ろに引っ繰り返った。すぐ起き上がって、
「トン死だ! トン死を食らった。負けだ」
慌てて記録係を見て、「まだ投げてないよ」

 「まだ投げてないよ」には笑った。

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